錯乱坊 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
(本当は)人類はXXXになりました
お祭り騒ぎが大好きな『現人類である』妖精さんが巻き起こすドタバタ騒ぎを{netabare}『衰退した旧人類と思い込んでいる妖精である』{/netabare}わたしや私の同僚たちが被害を受けたり解決したり放置したりするまったり系のお話です。
積極的に事件を解決に導くのではなく、如何にうまく責任回避できるかがポイントとなっているなどブラックは味わいがパステル調色彩のほのぼの系の絵柄とは対照的に持ち味になっています。『ちびまる子ちゃん』のツッコミがツボにはまる人には面白いと思います。
{netabare}アニメは時系列が基本的に逆に流れていて、一番最近の出来事から(多少のシャッフルがあるものの)だんだん過去に遡って行く構成になっています。
なんとなく叙述トリック風の味わいがあります。
責任回避に責任の押し付け合いなどが日常的に出てくるある意味殺伐としたお話なんですが、そこは妖精パワーで結構面白いお話に仕立てあがっているので{/netabare}見る価値はあると思います。少なくとも私的には好きな作品です。