ひき さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
サプライズゲストが…。
家出して島から東京に出てきた16歳の帆高は仕事もなく、
食べるものにも困り果て、船で出会った須賀のところに転がり込む。
そして“天気を変える“ことのできる陽菜と出会い、
雨続きの天気に困る人からの依頼を受けて、
局地的に”晴れ間“に変えるビジネスを始める…。
まずこの不思議な力をもつ陽菜と帆高との話をどのように感動のストーリーへと
もっていくのか、前半ではちょっと想像できなかったが、
比較的よく聞くオーソドックスな展開から、二人の別れ、そして再会、
に至るストーリーは帆高の熱い気持ちを強く感じて非常に良かったと思う。
思わず涙腺が緩んでしまいました。
前作の時はその後小説も読んでさらに感動したので、
今回もまた読んでみようと思います。
前作同様、小説が主人公の気持ちの部分を補完してくれると嬉しいです。
それと映像がすばらしかった。
花火のシーン、そして雨が地面に落ちるシーンなど、
実写のような美しさだった。
また主人公を演じた二人の声優さん頑張ってました。
物語の雰囲気を壊すことなく、違和感なく入り込めました。
あとの配役はできればプロの声優さんに演じて欲しかったかな。
でも他の劇場版の作品に比べて全く問題はなかったのですが…。
ただ平泉成だけはかんべんしてほしかった。
完全に顔が浮かんでしまいました。
音楽は前作同様“RADWIMPS”。
音楽の入り方、曲調は、前作のイメージを踏襲している感じ。
違和感はなく、作品に溶け込んでいる感じで良かったです。
でも新鮮さはなかった。
あと嬉しかったのは、三葉が出てきたのは感動。
瀧はちょっと気づかなかったな。
四葉とテッシー・さやちんに至っては全くわからなった…。
事前に情報がなかったわりによく三葉に気づいたなと自画自賛。
できれば、最後のテロップでの三葉と瀧の名字を同じにしてほしかった…。