ゼルミナ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「一本の映画として」素晴らしい
2019再観。
リアタイの時は完全なるガキんちょだったわけで、「原作とはここが違う!」と息巻いて悦にいっていたものだが、オッサンに成り果てた今では虚心で観ることが可能になった感。
コミックの偉大さは特に触れるまでもなく、また、脚本に携わった原作者から辛口のコメントが出ているのも有名な話であろう。
とはいえ、一本の映画としてみた場合の物語のまとまりの良さ、キャラクターの座りの良さは評価に値するのではないだろうか。
キャラクターのファンとして、(無論、原作は否定できないが…)シンの死に際は本作の方が「生き様を全うしている」感が強いなぁ…
また、原作コミックにはない(無い、と言い切る!)女性キャラの可愛らしさ、儚さは監督の芦田豊雄の技量によるものが大きいだろう。
(アイリには小首をかしげたが…まぁ、役割は果たしてるしなー)
ユリア、リン共に髪がピンクなのは…もう「時代」としか…(笑)
声優の演技に関してはもう何も言うことはない。
あ、大塚周夫さんのジャギはTVよりはっちゃけてる感があって好い。
何より美しく儚いラストシーンに関してはもっと議題にあがっても良いと思うのだ。令和になって見直すと、時代の雰囲気も感じて感慨深い…
「漫画のアニメ化」「漫画の実写化」に関しての議論は今も継続しているし、これからもなくなる事はないだろう。
原作に対するリスペクトがない作品は論外であろうが、「原作通り」は一つの言い訳でしかない。
何にせよ、多角的な論議をかわしたいものであるよなぁ。