wp38 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
これぞまさに因果応報
全25話1周目終了。
第1話から{netabare}胸糞展開の応酬で、幾度となく視聴を諦めようかと思ったけど、
それでも見続けられたのはラフタリア達のおかげと言っても過言じゃ無い。
それに、こういう展開は必ず逆転劇が待ってる事を知ってるから、
それも合わさって視聴し続ける事ができたんだと思う。
尚文を始め、そもそもなんで楯は弱いって決めつけてるんだろう?
確かに装備出来るのが楯のみと聞いたら「それで敵を倒せるのか?」ってのが普通の反応だとは思う。
でも戦闘において防御力は攻撃力より重要だろうし、それに楯だけでも十分戦えると思うけどなぁ。
例えば、
『アブソリュートデュオ』主人公は素手の方に攻撃能力が備わっていたとはいえ基本装備は楯だけ。
『聖闘士星矢』ライブラのシールドは楯裏にチェーンが付いててまるでヨーヨーの様な使い方だった。
あとは第4話で元康との戦闘後に楯を腕から外し投げたが自動的に再び腕へと戻った事から、
『ガンダムW』デスサイズのバスターシールドのような使い方も出来そうに思えた。
現に3話において、エアストシールドを足場にしてたり、次の4話では相手に飛ばして攻撃してます。
ただ、各作品ごとに違いはあれど、それらと比べてもこの作品の楯は少し異質な気がします。
形状を変化させる事ができ、その種類も能力も豊富で、尚且つそれらを故意に獲得する事が可能。
こんな性能を持った楯は思い当たる物が無い。
そんな凄い性能なんだから尚文も周囲もあんなに悲観しなくてもいいのにって思った。
とはいえ、これらはそういう作品を見て知識を得てるからこそ思いつけただけの事であり、
もし彼が自分と同じ様な知識を得ていたなら同様の可能性にたどり着いてたかもしれない。
それに、たとえ知識があったとしても、彼と同じ状況下に自分が置かれた場合、そういった事に
気付いたり考えたり出来る余裕を持てるかどうか正直分からない。っていうか多分無理。
怒りに囚われ過ぎてそういう事を考えられる余裕は生まれないだろうなぁ。
21話
この回でようやく尚文の冤罪も晴れ、彼を貶めようとした犯人も明らかとなり、
彼らに対する女王の処置も、彼女なりの決断だったにしろ一応はスッキリした。
ただ、物語の繋がり上仕方ない事なのかもしれないけど、5~6話くらい早く決着させてもらって、
最終話までの6~7話でもうひと展開、って感じにして欲しかったって思ってます。
あと、奴隷紋にウソ発見器のような力があったり、そんな使い方が出来るって事を、
勇者を始め、一般国民でも知り得る事ってのに少し驚いたし疑問も感じた。
特に尚文は、他の3人の勇者とは違い、この世界やこの世界が舞台のゲームについての知識に
疎かったはず。
なのに他の者達と同様に、それを知ってる事が前提で話が進んでたから「んっ?」ってなった。
あと、教皇に襲われた回だけど、なんで早くあのクレーターから脱出しないのか不思議。
お互いの位置関係から自分らが不利だって普通気付くもんだけど。
それに脱出しないならしないで、教皇達の地面を攻撃して崩すとかすればいいのに。
あの大聖堂って魔法も、多分地中にまでその力が及んでないと思うし。
とまぁ、色々とずさんな部分に気付くんだけど、先にも言ったがこれはあくまで冷静に外から
見てるからこその見解であり、実際に自分があの場にいたとして、果たしてそういった事に
気付けるのか、たとえ気付けたとしても行動に移せたのだろうか、そこは分かんない。
あ、そういえば、教皇が大聖堂って魔法使ったときに思ったんだけど、
散々「神の・・」とか「神が・・」って言ってる割りにアンタらが行使するのは”魔”法なんだね。
魔法とはその名の通り[魔]の力を使う方[法]だと思ってる。
だから仮にも神の名の下に裁きを下すのであれば、そこは魔法ではなく”御業”と言うべきでは
ないのかなって思った。{/netabare}
25112020
4周目。
{netabare}ん~・・何回観てもやっぱり冤罪晴れるの遅すぎるっ!って感じます。
先にも書きましたが、せめてあと5~6話前に決着させて欲しかった。
そうしたら作品自体の人気ももっと出ていたかもしれないし、中途半端感が残る最終話までの
展開ももう少し濃く出来て、より次回作の期待感を高められた気がします。
とはいえ既に2期目の制作・放送が決定してるという事は素直に嬉しいと思ってます。
ただ一つ気がかりなのは、その2期が果たして1期と同様に2クール分の話数なのかどうかって事。
最悪1クール分しか無くとも視聴するとは思いますが、そうなると1期ほどの見応えはおそらく
感じられない気がしてます。
まぁでもその時になってみないと分からない事なので、いまはそうならない事を祈るばかりです。
あ、そういえば冤罪が晴れた後、城の門を出て行こうとしてる場面で一言。
尚文の楯の装着位置、メルティに呼び止められる所までは右腕、その後の尚文の語り始めでは左腕、
そして海底神殿(!?)にあると思われる描写の龍刻の砂時計のシーン後は再び右腕と、時間にして
わずか1分ほどの間ですがコロコロと変わってる事に少しばかり引っかかりを覚えました。
別に完璧主義って訳ではありませんが、次回作以降はそういうチョットした所にも気を配って頂け
たら嬉しいかなぁって思いました。{/netabare}