はまち さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
しんのすけとレモンの友情については評価できるが、退屈シーンも多い。
どっちかというとつまらない作品です。
今回の映画ではいつものレギュラー(しんのすけ除く野原一家とカスカベ防衛隊)の全体としての登場は少なめである代わりにゲストキャラである「レモン」という少女としんのすけの二人のシーンが多めとなっている。
なのでしんのすけとレモンの掛け合いシーンばかりでレモンというキャラクターの掘り下げというのは上手くいき、レモンにとってのしんのすけは「自分を変えるための大きなキッカケ」になっていたのでその部分はストーリーとして良かったと思います。
しかし逆にメインが二人だけなのが仇となっているところもあります。
今回は「スパイ映画」ということなので走ったり逃げたりというシーンが多いんですよね。序盤と中盤あたりでずっと逃げてるシーンとかがほんとに退屈でした。つまらない映画のパターンとして時間配分が雑というのがあると思いますがこれに当てはまる感じでしたね。二人だけでずっと逃げてても絵としてもやっぱり地味ですし。
この映画1時間47分あるんですよ。長すぎる。
勿論面白ければ長くていいんですが、どうしても似たようなシーンばかりで時間稼ぎしてる風にしか見えなかったのでストーリーの評価は低くなりました。