tinzei さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
デバッグ組はネタ
23世紀の人類は遺伝子を操作し、常に男女比1:9になるように管理されていた、まだ遺伝子タイプがホワイト(未知数)であるミカ・セイドウ少尉は、極秘任務を受け宇宙ステーションに行くが、そこで幼馴染の仇であるヒロト・アマギワ中佐を見かけ殴りかかる。
遺伝子を操作した人類が人類を悪と見なした装置とシャフトというロボットを使って戦っていく。
話を完璧に理解してないからストーリーについて語れることはない、ただ6話がこの作品のテーマだってことだけは分かった。
13話作品にしては設定が多い、しかも「ガニメデ」とか「エウロパ」とかの説明無いし「土星の衛星ぐらい覚えてるだろ」とでも言いたいのか?
作画が変わってる、シャフトの造形とかステーション、ビルキスの外観が独特、宇宙シーンも当時は(多分)珍しい3DCG、ただ2001年のCGだからあまり期待はしない方がいい。
初っ端から主人公のお母さん死ぬし、捉えようによってはメチャメチャ重い作品だけど、遺伝子操作された設定だから、作中内で比較的感情を露にする主人公でも「お母さん、死んじゃった・・・・」で済ますし、あまり重さは感じなかった。
作品テーマの深さはあるけど、それを完全に描き切れてないっていう印象、せっかく人類抹殺装置のオベラスっていう明確な敵がいるのに、スニーク卿っていう黒幕が出てきて余計ややこしくなった、これだったら6話みたいな未来の人類VS過去の人類の構図の方が良かった。
ちなみにソフィア役の甲斐田さんはこれが初レギュラー作品、大体どんな声優も若い頃って声が少し違うってイメージだけど、甲斐田さんは今と全く同じ声だからすごい。
1→全員がステーションに集合、ミールたちがリングを調査、反乱分子に狙われる
2→リングの攻撃でステーション破損とロサンゼルス消滅、ミカたちはビルキスに集合、ミカが脱出ポッドを救おうとするが時間切れ
3→ミカがシャフトに乗りリングを攻撃する、だがバグで停止、結局ビルキスが量子砲で消滅させる、軍から独立
4→ミカがアマギワを憎い理由が分かる、ガニメデにリング出現、ミカがシャフトで突撃して壊す
5→リョウコが死んだ理由が分かる、人に成りすますリング出現、シャフトを奪われるがミカが奪還
6→リングの力で時空を超えていたシャトルを保護する、古代人たちは今の人類の在り方に失望し反乱を起こすががリングが現れシャトルごと消える
7→リングを消すためシャフト出撃、ミールが勝手に入れ替わる、だがプログラムが発動ミカが仕組んだと思われる、ガニメデに撤退、だが着陸を拒否される
8→レミーから通信、レミーは反乱軍スパイだった、ビルキスに討伐命令が出る、だがレミーがスニークの真実を知り消される、死の間際ビルキスにデータを送る
9→マリオが軍司令ナタリと交渉、時間を与えられる、ミールが決意、ナタリの船をジャンの艦が砲撃、ジャンがビルキスを狙う
10→ジャンからの攻撃で損害が出る、マリオは物質転送でジャンを直接殺そうとするが失敗し撃たれる、マリオはジャンと一緒に自爆
11→ミールがシャフトでスニークに会いに行く、ミカが追いかけるがミールは行きシャフトはソフィアと一緒に回収する、リング×3出現、ソフィアが倒すが死亡
12→アマギワが復活、単独でオベラスがあるエウロパを壊しに行く、ミカがシャフトで後を追うがリングが多数現れる、もう一つのシャフト出現、太陽をリングが囲い始める
13→シャフトにはスニークに唆されたミールが乗る、ミール対ミカ、ミカが説得して艦に収容、アマギワとスニークが対峙、ミカがシャフトでエウロパに着陸、特別プログラムが作動し太陽を囲っていたリング消滅、オベラスもスニークと共に滅ぶ