「バジリスク~甲賀忍法帖(TVアニメ動画)」

総合得点
81.4
感想・評価
1199
棚に入れた
5939
ランキング
414
★★★★☆ 4.0 (1199)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

{netabare} ストーリー
隔たりや長き過去からの確執はあったものの不戦の約定で戦いを封じていた甲賀と伊賀。お互いを良く思ってはいないもののこの長い悲しみの連鎖に終止符をうつべく頭領同士は先代から和睦の道を願い、当代甲賀と伊賀の頭領で婚約を交わし、和平へと進むはずだった。互いの頭領である弦之助と朧にはお互い恋心があった。幼少時代からの面識もあった。
しかし、徳川の跡目争いにより、不戦の約定は解かれてしまう。それは忍法帳に書かれた相手陣営を倒す事。戦いは始まり、幾人の命は絶たれてしまったが、甲賀頭領弦之助はまだ和平を諦めず徳川へこの争いへの異議と和平への懇願を申請する為、徳川家へと向かう。
しかし、一度解かれた不戦の約定とすでに討たれた者達への想い、伊賀天善の存在、甲賀伊賀の抱く過去の確執は重く、戦いは続いてしまった。甲賀も伊賀も1人1人に思いはあり、1人ずつ討たれていくうちに悲しみ、恨みが生まれてしまいもはや止められない戦となっていく。
途中不戦の約定が解かれる前の平和な日常も描かれる。それを見ると不戦の約定が解かれる事がなければ和平は成り得たものと確信できました。天善は封印か朧に倒してもらう。
弦之助と朧の互いが互いを想い、想うが故に結果あのような事に。

感想
印象に残ったのはお胡夷が死ぬ時に左衛門と会えた事、豹馬と弦之助の回想シーン、小次郎が死ぬ前の朧への想い、死んだ後の朱絹の小次郎への想い、朱絹が死ぬ時に左衛門が伊賀と分かり合えたかもしれないと頭によぎった事。
一番はやはり最終話です。現実には起こらなかった弦之助と朧の祝言シーンから先はずっと泣いてました。
アニメの話とはわかってますが、幾世たとうとも必ず二人の魂は一つの魂となるよと願わずにはいられなかった。そして、そうなってるはずです。
{/netabare}
op音楽もアニメに合って素晴らしいです。

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 333

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