イムラ さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
SF好きなら一見の価値あるかも
<2019/7/26初投稿>
これ、原作あるのかな。
本放送時はスルー。
というのも「けものフレンズ」一通り見てピンとこなかったんですよ。
同じ監督さんで似たような絵柄だったから似たような話かと思って。
ちなみに「けもフレ2」は見てないので因縁ですか?は興味ないです。
そしてケムリクサ。
最近たまたまCS1-298で第2話やってて、なんとはなしに「ながら見」したら・・・
あらやだ!
面白いじゃないのよ( ̄∇ ̄)
そんで11話まで見て。
おお?と盛り上がり、最終回楽しみー♪とか思ってたら、またCS1-298で1話から放送始まったので1話見て
んで今日、最終回見て。
という変則な見方したんですが
やー面白い( ̄∇ ̄)
SFですね。
ネタバレすると{netabare}
貴重な地球の文明、文化をコピー保存するために宇宙人がやってきました。
その宇宙人さんは「クサ」と呼ばれる謎技術を使って
地球の文明である建造物や交通機関その他諸々を都市ごと、宇宙船内のある種、仮想空間的なところにせっせせっせとコピーしていきます。
そんなある日、その宇宙人さんは地球人の女の子を拾い・・・{/netabare}
というお話かな、たぶん。
10話までは上記のネタバレを隠していて、謎が謎を"淡々"と呼ぶという不思議な話の進み方をします。
この"淡々と"謎が増えていく展開にワクワクできるか、飽きちゃうかで賛否両論の作品なのかなーと。
私はワクワクしました。
「クサ」
「リンを始めとする人間を自称する謎の姉妹たち」
「とってつけたような廃墟の街並み」
「ワカバというお人好しの青年の地味な不思議さ」
「ロードムービーのようなのに旅の目的がよくわからない」
ここら辺に興味を持てたらハマると思います。
いずれにせよ見る人を選ぶ作品ですが、純粋なSF好きの人にはオススメしやすいかも。
見逃さなくてよかった、と思えた作品です。