退会済のユーザー さんの感想・評価
1.3
物語 : 1.0
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
アニメとは何なのだろう。
なろう系の中でも、アニメ界のKOTYで大賞を取れるであろう作品に出会ってしまいました。
1話目から断念した理由を簡単に書いておきます。
{netabare}
①:紙芝居のようにスキップする序盤のお話。
いきなり洞窟の中から始まる展開で、回想話が時折入るものの、ほんの数秒のシーンが写るだけ。しかも大量の文字が出るけど、読みきる前に次へ進んでしまう。
②:アニメで出来る表現を放棄した。
パワーポイントやホワイトボードが使えない社員のプレゼンを見ていると錯覚するほど、説明が下手すぎて何も頭に残りません。
具体的には「自分のカンペをそのまま、スライドショー・ホワイトボードに表示したもの」を視聴者に読ませるもの。
せっかく、図や表・グラフ・写真を使えるのに、
「分かりやすく説明できる描写を一切しない」愚行でしかありません。退屈すぎて寝てしまう人が出るレベルです。
③SAOのパチモンと感じる何番煎じ?ネタが多数
異世界なのに、英数字が多数出てくる仕様。「いや、ゲームで遊んでるんでしょw」と突っ込みたくなるレベル。
また、魔物を倒して食べたら数値アップ。理由?何か説明あったかな・・・
④拳銃って素人に作れるんだろうか?
「異世界はスマートフォンとともに」と同じく、拳銃など専門家・技師でもなく、ましてや設計図も無いのにホイホイ作れるものでは無いでしょう。
何の苦労もなしに当たり前にそんな武器が作れたら、「ありふれた職業」って何??ってなりました。
⑤アニメと称したドラマCD
先程は紙芝居レベルの演出について書きましたが、それ以外は主人公がしゃべりっぱなし・・・
もはや、「音声だけで良いんじゃない?」ドラマCDで良いだろうと感じるレベル。
私がこのように感じてしまったのは、キャラやアビリティ設定を文字びっちりの画面で読まされる事、回想シーンが高速の紙芝居。
アニメなのに、画面からの情報が入ってきても分からない。これも映像表現力がもはや皆無なことが原因なのでしょう。
{/netabare}
≪感想≫
{netabare}
一言、「これはアニメ(映像作品)とはいわない」が全てです。これも
「素人作家×プレゼンが出来ない制作スタッフ」との夢のコラボが実現した結果です。
これでもかとテンプレ化した退屈な世界・キャラ設定。ゲーム画面みたいなものが一々出てくるので、主人公がピンチになっても何の緊張感もない。
それどころか、「画面を読め!!」と言わんばかりに文字がびっしり埋まった解説が数秒映っては消える。
一時停止しながら読まないと、書いてあった内容を読んで理解するのは面倒。
恐らく、小説で書かれていた文章をコピペしたんだろうが、映像でそのまま出しても瞬時に読みきれるわけがない。
専門用語を羅列するわりには、王道テンプレのお話なので、おおまかなストーリー展開は分かってしまう。
原作者に関しても、ちょっと知識人ぶって設定やら言語を出してみたが、ストーリー構成に工夫が出来ずに失敗した感じがしました。
長々と書きましたが、「見る気は失せました。これはアニメではない」が全てです。
{/netabare}