まにわに さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一択
1話と2話: {netabare}仲間の手で葬る、他諸々、ハンクのキャラを根拠にしてのみ筋が通ると思った1話。
なので、ハンクのキャラを掘り下げる話になればいいわけだが、その前に、鹿は撃てないが狼は撃てる判断基準を同伴させた2話。{/netabare}
3話: {netabare}死にたくないから備えるミノタウロスの迷宮。
要塞を突破できるほどでないと殺せないから、より強固に守るのは死にたいからとは言えまいか?
守って攻めさせて撃退する。そういう特性を見出して、隊長がその役割を与えたと考えると辻褄が合う。{/netabare}
4話: {netabare}いつでも殺せたが、あの状況にもっていく算段がどこまであったのか、がキャラになるわけだが、迷ってるふうでもなし、今回はどっちつかず。
アーサー/ベヒモスは戦中も防御に徹し殺したことがなく、苦しませずにが誰も殺させずにかとも思ったが、断定はできない。
ハンクの独断が過ぎるので、キャラを誰かに代弁させるにしても、難産になりそう。{/netabare}
可愛い犬猫がブームになる裏で何万匹も殺処分されてるとか、ペット・食用として輸入され外来種として処分されるとか そんな話で終わるはずが……あった
{netabare}「戦争での殺し方が死に方」と仮定して、これをもとに解釈を補いながら見てて、
そうでもしなければ、本当に池の水を全部抜くだけの話になってしまうからで、
中には戦中の様子が詳しくない人やあやしい人もいたが、見た限り最後まで一貫していたのはよかった。
ただこれだと、葬る及びその他の真相が明らかになるのはハンクが死ぬ時ということになり、この仮定が確定されなかった理由なのかとも思った。{/netabare}
最終話: {netabare}たぶん、神殺しの弾丸を撃ち込まれて生き残ったことで新たな力が芽生えたということであろう。(そういえばガーゴイルに渡した弾丸の説明が煮え切らなかった)
仮定で一番あやふやだったシャールパパも、復活が殺し方と関係ないなら、敵を脅威とみなして殺し、自身が脅威となったので死んだという見方ができる。
ハンクについてはまだ中途だと思うが、新設定で内容が変容しつつあり、自分が死ぬのを含めて葬ってきたのが、生きて何かを為すのが人だとでもいうような、仮定で言うと、「生き方が死に方」とでもいうような、転換点を思わせる終わり方。{/netabare}