退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
なろう系では凡→結局断念・・・
見るつもりは無かったけど、チャンネル回してたら写ってたので視聴しました。
良くも悪くも「異世界はスマートフォンとともに」と同程度の出来。
≪1話≫
{netabare}
高校生の男女2人が、突然現れた魔方陣により、異世界へ召喚。これで何番煎じ?
通りすがりの冒険者に助けられ、街へ向かう。その後ギルドで冒険者登録・・・
これも何処かで見た覚えがあるw
魔法適正を調べたら、属性が全部出たり、水晶が割れて計測不能・・・
デジャヴなのか・・・これも見たぞ。
そして、ギルドの長と魔法使いが現れとある場所へ・・・
魔力検査を行ったところ、何やらビックリする情報が出たところで終わり。
まあ、先は読めますが。
{/netabare}
≪2話≫
{netabare}
なろう系お決まりの「チート感」を出す為に、異常な数値で強さを示したがる傾向があるようで、
今回も主人公は魔力12万という、桁の大きさでチートを表現w
女の子は魔力値は控えめでも、全属性の魔法が使える。←スマートフォンでもあった設定。
火の魔法の基礎練習では、現実世界のガスや着火のイメージを強めると、ガスの炎を容易に出せる。←賢者の孫で見たなぁw
{/netabare}
≪3~7話≫
{netabare}
流し見程度に視聴しましたが、眠たくなる内容が続いて終了。今回のなろう枠に「ありふれた職業で世界最強」がありましたが、タイトル的にはこちらに付けた方が正解だったかも。
物語そのものが「なろう系の中ではありふれている」と言えますし、チート自体も「ありふれた設定」であることに違いないです。
何かアサシンで敵対したキャラが、ヒロイン枠?的な位置づけで寝返ったと思えば、わずか2話で戦死。流石に展開が雑では・・・。
たぶん、凡から評価は落ちると思ってましたが、ストーリー展開が雑になってきたので視聴断念。
{/netabare}
≪感想≫
{netabare}
なろう系テンプレの塊ですね。作中で過去なろう作品にあった「似たもの探し」をしながら、パクってきたアイデアが幾つあったか?と数えながら見ると案外見れるかも知れません。視聴者を挑発するような演出をするキャラや、明らかなストレスをぶつけて来るシーンも少なめなので^^;
一部なろう系の「盾の勇者」「ありふれた」等の登場人物は、「頭が悪く・一般常識も持ち合わせていない」癖に、「政治・戦争・イジメ・冤罪」といった問題に介入してきます。
勿論、原作者の技量など皆無なので、問題発生から解決まで「ご都合展開」により収束するパターンが非常に目立ちます。
例えるなら、子供が考えた理想論・最強説をそのまま脚本にぶちまけたようなお話なので、キャラの性格・言動・ストーリーにおいて矛盾だらけで、「お話」として到底見れるものではありません。
原作者が「ストーリーの構成・キャラ設定」を調整する技量が無いのに、変にオリジナリティを出そうとして失敗する例ですね。
しかしながら今作品は「なろう系としてはマシ」な部類に入ります。過去作からの流用や王道を詰め込んでいるため、突出して良い点も無いが、際立って悪い点も少ないことは事実です。ただ、OPには戦争もの?的な演出があるので、「賢者の孫」のようなご都合展開になる可能性もあるかもですね^^;
面白さに欠ける点はありますが、見ても面白くない悪質なイジメや嫌がらせ・明らかに頭の悪い嫌われキャラといった「視聴者にストレスを与えるもの」が出てこないだけマシと言えるでしょう。
ただ、内容に飽き飽きして断念する人も出てくると思います。私は結局眠くなって断念しましたが^^;
やはり古くからある傑作と呼ばれたアニメ作品を沢山見てきた私としては、「なろう系」作品の
・作者の「願望や妄想」が詰まった世界観
・あまりに都合の良すぎる「たられば展開」の数々
・キャラクターの稚拙な性格と言動
・「起承転結」から「承転」を省いた雑なストーリー
↑※このような設定を「ナーロッパ」というらしい。中世ヨーロッパがモチーフというところから捩った造語のようですね。ネットでは最近に追加された新語との記載がありました。
がどうしても合わない様です。
これから視聴される方は、過度な期待をせず、さらっと流し見程度に視聴する気持ちで見ると案外楽しめると思います。
{/netabare}