tinzei さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
前作はクソ、もし観るならこっちだけでいい。
冒険屋ボルト・クランクが自分の能力を駆使しながら依頼をこなしていく。
二作目だけど続編ではなくリメイク。
前作は終盤の話以外一話完結だったけど、今作は複数話に跨ぐ話も多い。
詳しく分けると
1・2
3
4
5・6・7・8
9・10
11・12
といったとこ。もちろん他の話との繋がりはない、唯一の共通キャラとして3と11・12にハードという冒険屋が出てくるけど、それ以外に共通キャラは一切いない。
話のストーリーはボルトが冒険屋として依頼を受けたり、自分の過去に関わる話だったり、前作とあまり変わらない。
ただ前作と比べて格段にに分かり易くなっている、前作は話のオチを匂わせで終わらしたり、意味深な言動・行動だけで表現したり、分かり辛い話がいくつもあったけど今作はしっかりオチを描いて、視聴者に伝わりやすいように表現している、もし『EAT-MAN』を観るなら前作を観ずにこっちを観た方が良い。
一応原作に近いのはこっちらしいけど、原作だとちゃんとした大筋ストーリーがあるのかな?調べた感じ共通キャラも多そうな気がするけど・・・・・・
1→街で科学者の連続殺人事件が起きる、警察は目撃証言からボルトを容疑者にする、昔馴染みで刑事のエイミーはボルトを確保し拘留する、だが次の犠牲者が出たと同時にボルトは脱走、たまたま犠牲者に早く着いたエイミーは同居人のナオミがいるのに気づき追いかける、屋上でボルトと会うがナオミの様子がおかしくなる
2→1の続き、屋上で警察隊と変化したナオミが戦闘、実はナオミは殺された科学者に人体実験をされていた、結局ナオミは狙撃され死亡、事件は終わったかと思われたが最後の科学者が狙われる、真の犯人は人体実験の唯一の成功例であったエイミーだった、ボルトと警察隊が間に合い説得するが聞かず科学者を殺し自分もボルトに殺される、だがエイミーは特殊な体で刺しても死ななかった、ボルトはエイミーから去っていく
3→ある依頼で企業と戦う村に行く、だが依頼主が分からずボルトは企業の方にも行く、企業で社長の命を狙ったボルトだったがハードという冒険屋に阻まれる、捕まったボルトは村焼き討ち作戦に参加させられることに。作戦当日、ボルトは食わされた銃を会社側に向け寝返ろうとするがハードに読まれていた、だがハードも寝がえり共闘して企業部隊を倒す、実はボルトに依頼したのはハードだった
4→船を待っていると三人組に塔にいる娘の護衛を依頼される、1時間だけ守ると約束し、敵が攻めてきて依頼者達と戦闘になる、その娘フランソワは正午から1時間だけ不死になる血を流す、そこにフランソワの知り合いの少年が現れるがボルトは容赦なく落とす、戦闘が終わり、依頼者達は血を求めるがボルトが乱射、そいつらを一掃する、その後また上がってきた少年を時間切れを理由に撃たず去る
5→魔物が出る国では勇者が持つと大剣になるという宝がありその資質が無いと王にはなれなかった、現在の王は怪しい薬師ドマルクからもらうクスリ無しでは生きてゆけず宰相たちは頭を悩ましていた、その頃ボルトはヒッチハイクでおじいさんに拾われる、おじいさん家に着くとおじいさんの娘ヴァネッサが魔物退治の義勇軍に入ると言い、家を出て行った、ボルトは娘をつけ義勇軍に入る、一方王宮では宝が盗まれていた
6→5の続き、宰相の息子で王宮の兵士フレデリクスが命令で宝の行方を調べる、義勇軍は魔物と遭遇、苦戦を強いられる、その頃宝はあの薬師が持っていた、だが役に立たないと知り捨てろと命ずる、一方ボルトは義勇軍から抜け出し準備をしていた、先に行った義勇軍を追う、その時操縦士としてフレデリクス、娘を心配したおじいさんが付いてくる、ボルトは巨大銃を使い魔物を倒す
7→6の続き、フレデリクスはボルトが宝を盗んだのではないかと疑う、その頃街の飲み屋店主でおじいさんや娘と知り合いのココが誰かから脅しを受けていた、その脅しに対抗するため短剣を買う、知り合いであるおじいさんにまでちょっかいを出した脅迫者にココが短剣を向けるがあっさり取られる、だがボルトが短剣を食べ武器にすると巨大化し強力な剣に変わった、その短剣こそ、王宮から盗まれた宝だった。
8→7の続きボルトは剣を使いこなしたせいで王候補となる、その頃薬師が王に献上する薬の正体が明らかに、宰相は薬師を警戒するが王の命令で魔物が出た場所に案内する、たまたまいた娘とフレデリクス親子の三人で向かうが薬師が正体をあらわし持ち出した宝の短剣で脅す、娘が宝を奪った瞬間大剣になる、実は娘は行方不明になった王家の娘だった、その後薬師は巨大化するが駆けつけたボルトが召喚したあの魔物により倒す
9→ボルトは家出した社長の娘を連れ帰る依頼を冒険屋から横取りする、その娘マイラを保護したボルトは家出した事情を聞く、そこに社長の秘書マルコがロボットに乗って急襲、だがマルコはボルトがマルコを知っていたことに驚き動揺する、その後別のロボットに追いかけられるがマイラが記憶の断片を思い出す、一方逃げたマルコも記憶を思い出す、
10→9の続き、マイラとマルコの記憶が戻る、マイラは恋人はボルトで一緒に逃げるはずだったと言うがボルトは否定する、一方マルコは自分は冒険屋でマイラとボルトを逃がす役目だったと言い社長に銃を向けるが記憶操作を受ける、ボルトがマイラを連れて社長の元へ来るがマルコが銃で社長を撃つ、そしてマイラに自分が恋人だという、その時マイラとマルコがレーザーで殺されボルトは捕まってしまう、実は二人ともロボットでそのことは知らずボルトに駆け落ちの依頼をしていた、社長が現れ真実を話すがボルトが社長を倒す、実は社長もロボットで過去の社長からの依頼で社長を殺しに来たのだ、仕事を終えたボルトは二人のチップを食べ復元し去っていく
11→大統領選挙中、二人の候補が襲撃を受ける、だが現職のグラントにはボルト、シャリフにはハードが護衛に付いていたため大事には至らなかった、それぞれの襲撃はラフィンという冒険屋が関与しているのではないかと言われていた、その時シャリフが狙撃され重傷を負ってしまう、グラントに非難が集中する中、ハードは記者セルマと共にグラントの警備隊長デンゼルのとこへ行く、そこでハードはデンゼルを尋問するがラフィンが乱入、ハードはラフィンの言葉を聞きデンゼルを撃ち殺してしまう、ハードも殺されそうになるがボルトが助ける
12→11の続き、ハードが怪我をし入院するがラフィンに狙われる、その時シャリフの部下が口を滑らせる、実はラフィンを雇ったのはシャリフ側でデンゼルは誤って殺された、一方セルマはタレコミによりラフィンのアジトに行くが罠で捕まってしまう、ハードは彼女を助けるためアジトに乗り込む、ボルトの加勢もありラフィンを倒すが、その後シャリフの部下にアジトごと吹っ飛ばされる、ボルトの機転で生き残ったハード達は、演説会場に乗り込みシャリフの悪事を暴き、ボルトがシャリフを殺す。