kurosuke40 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
紅莉栖が命を落とし、まゆりが生き延びる世界線にたどり着いた岡部だったが、
紅莉栖を自らの手で殺めてしまった岡部は、紅莉栖を助けることを諦めてしまう。
しかし、その世界線はタイムマシンの存在可能性が秘密裏に知られてしまっている世界線であり、
約1年度、第三次戦争勃発と契機に、まゆりが消失してしまう世界だった。
タイムリープマシンを悪魔の所業の如く嫌悪していた岡部だが、
まゆりの消失を観測後は、熱い掌返しでタイムリープマシンを利用しようとする。
なんて自分勝手なんだろう。
マシな世界を選ぶのがそんなに悪い選択肢ではない。
ただ本当にマシかどうかなんて、未来からしか答えが出ない。
観測するまでわからない。
無印の世界のその後だって、実はもっと悪い世界線なのかもしれない。
それは観測範囲外だから、わからない。
ただこの世界線はサリエリと自己規定してる比屋定さんが、
サリエルの意味合いを変えていくのは嫌いではなかった。
紅莉栖が存命する世界で、比屋定さんが悪い意味でのサリエルから抜け出すのはもっと後になるでしょうね。
紅莉栖が存命しているとサリエルの比屋定さんが登場しないのはなんとも皮肉だ。
蛇足
比屋定さんが癒しだった。
中国のとある話で、兄は猛勉強し留学してエリートになって帰ってきたが、
弟はその間に不動産バブルで兄の収入の3倍稼ぐようになっていた、なんて話もある。
もう何が正解かわからんよね。
映画より先に0を見たのでわからなかったが、
{netabare}
かがりが幼いころの岡部と会っていたのが、紅莉栖の代わりだったのだな。
{/netabare}
無印、凄い昔……