えりりん908 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
キャラクターは作者の駒などではないと思います!
初めに、すみません。
これはレビューにもなっていない、
私の勝手な、感情的コメントです。
なので、評点はデフォルトのままで、触りません。
これから書くことも、目にしたら不快に感じる方も
多くいらっしゃると思うので、ネタバレタグでたたみます。
{netabare}この作品に接して、
思ったこと、言いたいことは、タイトルに書いた通りです。
作者は、原作を描く小説家でも、アニメや映画をつくる制作者でも、
その作品世界の神様であるからこそ、
キャラクターを愛し、慈しむ人でなければならないと思います。
今まで私自身、あまりはっきりと意識してきたことではないのですが、
この作品をみたとき、明確に認識しました。
「作り手は、キャラクターを二度殺すな」
現実の世界でも、物語の世界でも、
命あるものが死ぬことは、運命かも知れません。
だからと言って
それが、
与えられた寿命さえも、全うできるとは限らないという、
世界の残酷さを表現するためだとしても、
少なくともそこに、キャラクターに対する愛情がなければ、
それはただの、作り手の傲岸な自己満足です。
人が、死ななければならない物語であるのなら、
作品の受け手が釈然としないままに放り出されるような、
そんなものであっては、
絶対にいけないと、思っています。
{/netabare}