ねごしエイタ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
悲劇の晴れ女
実に背景作画キャラデザ、文句なしの上出来だったです。雨の降るシーン、晴れるシーン、不思議な世界に誘われるシーンとか素晴らしいです。音楽、主題歌世界観にピッタシです。あと、「君の名は。」を思い出すところがあったり、あるキャラが登場するサプライズあるです。
晴れ女、陽菜の覚醒から始まるです。
主人公の家出少年 帆高が、おっさんと出会ってから、新宿を彷徨うです。陽菜にお恵みを貰うも、当てがなくおっさんを訪ね、おっさんとお姉さんの元で働きながら暮らすことになったです。
出来すぎた偶然、陽菜と再会して仲良く行動していく行方は!な、お話だったです。
新宿は知ってるけど、鳥居のある雑居ビルなんてあったかなぁ?です。見覚えのあるような場所、結構出てきたと思うです。
陽菜の能力は、奇跡というのか、こんなことがあったら、幸せな気持ちになれる感じだったです。弟の凪くんもませてて所々、存在感があったです。
この三人の能力を生かしたバイトは、楽しいひと時を過ごせてたけど、陽菜に代償があったことは、皮肉なものだったです。
{netabare} 追い打ちをかけるように、帆高の捜索願で、陽菜、おっさんに警察の手が、伸びてしまうのです。陽菜たちも子供だけで暮らしていることを理由に、強引に施設に入れられようにされ、住む場所も終われなければならないでしまうです。
ここに出て来る警察たちあまりにも強引で、押さえつけようするです。まるで、穂高たちを悪人に強引に仕立て上げるようだったです。終盤、帆高に銃を突きつけたり、確保と称して手錠をかけたり見ていて、人相も悪く態度も悪い、何でも正当化する人さらいや野党そのものに感じてしまうです。 {/netabare}
陽菜の影響?で{netabare}東京が浸水してしまう光景は、あり得ないながらも{/netabare}見事に世界観を表していたです。
{netabare} 悲劇になった陽菜を助けようとする帆高の行動は、ある意味、男らしかったです。線路をかける姿、陽菜を救いたい思いは、真だったです。
「天気なんて、狂ったままでいいんだ!、陽菜さんがいてくれればいい??」だったかなぁ???という帆高の言葉は、告白のようで、孤独になった陽菜を救った!セリフだったです。
ここで救えなかったら、話にならないので無事帰還できるのです。{/netabare}
最後の最後の感動のラストは、公必見です!。
最初と最後で、「世界の形を変えてしまったんだ!」という言葉が出てくるけど、帆高と陽菜の間だけでいいんじゃないかなぁと思ったです。とにかくこの先、お幸せになれたらいいですねです。