大重 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
クオリティはとにかく抜群。時代、戦争、父子…多くのテーマで魅力的な傑作
1話感想 4.1 クオリティはとにかく抜群。内容は興味深く惹きつけられる。
3話まで見ても、内容としてはまだまだ始まったばかりという感じですが…。
でもまあ今どきの1話で引っ張って引きつける、的な勢い重視の内容とは全く違いますね。
内容の深い、今期でも屈指のクオリティの高さを誇る作品です。
まのでまだ本格的には始まっていないとか気の短いことを言わずに、古代ヴァイキングの世界観と重厚な内容をしっかり楽しんでいきたいと思っています。
まあ原作はマガジンでは読んでいたので面白いことは重々承知ですしね。
とにかく楽しみです。
全話感想 4.5
非常に魅力的な傑作でした。
時代背景、戦争…、当時のデンマーク、イングランドの歴史の流れからして面白いです。
本作は少年漫画でスタートしましたが、少年漫画として読んだらどうだったでしょうか? やや微妙だったかもしれません。
トルフィンに感情移入し、トルフィンの活躍だけを追いかけていたら、王子が飛躍的に成長したのに対して、トルフィンの成長していない部分が微妙に思えたかもしれません。
でも彼は17歳の少年なんですよ。思春期真っ盛りで、反抗期なんですよ。
全体的に、あるいは親目線で見たほうが楽しめると思います。
まあもう完全に全部見た人向けのネタバレ感想ですが…
アシェラッドの敵を討とうとした時には、もう、ぶわ、と来ましたね。
誰かがトルフィンに、トールズのことは許してやれ、もうお前はアシェラッドの息子なんだよ、と言ってやれれば…。
もちろん言った所で、理解しようとしないのでしょうけどね。
いつか彼がヴィンランドにたどり着けることを祈ってます。