四文字屋 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
快刀乱麻→兄妹無償
タイトルはもう、これしか無い!という感じで。
実際、炭治郎の鬼殺剣のバリエーション(水の型×10+応用技?)の多彩さと、
それを魅せる作画のクォリティが、
2クール作品とは思えないレベルで、
ここまでエンタメに徹してくれるなら、
シンプルにジャンプ展開でも全然OKだ。
でもストーリー自体は、家族全員を惨殺され、
死してなお鬼として蘇生した妹を連れ、
鬼と戦い殲滅し、妹を人に戻そうとして
運命に抗って生きる炭治郎の難行苦行を描いていて。
初回観たときは、
これは凄い鬱展開だ!
これでやり通せるのか?
と心配したものだったが、
そこからの修練と試練の旅をアクションたっぷりに観せてくれるから、
まあ折り返しのギャグ回まで
存分に楽しめた。
今のところは、ボスキャラらしき存在と、
それを取り巻く十二鬼月?の様子が全然わからないのだが、
後半でも存分に魅せてくれそうだと期待している。
後半クールでの戦闘と、その中での妹の生きざま、兄の覚悟。
これが見せたかったのか。
蜘蛛との決戦、見事でした。
そのあとのリハビリ回が長すぎるなあなんて思っていたら、
まさかの「続きは劇場で」エンド。
せめて、あと1クールはTVで展開して欲しかった。