tinzei さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

プリスの声・・・・・・・

観る順番
①バブルガムクライシス全8話→②バブルガムクラッシュ全3話(続編)→③A.D.POLICE全3話(外伝)
④→バブルガムクライシスTOKYO2040全26話(①のリメイク)→⑤A.D.POLICE全12話(④の外伝)→⑥PARASITE DOLLS全3話(外伝の外伝)



全８巻、各話約３０～５０分。


近未来の東京(メガ東京)では人間に代わり作業をするブーマと呼ばれるロボットが使われていたがブーマを使った犯罪も急増した、対ブーマ武装警官ADポリスが対応するが急増する事件に手が回らなくなっていた、だがその時ナイトセイバーズと呼ばれるパワードスーツを着た女性４人が現れ次々とブーマ事件を解決していく、しかし彼女らの前にブーマ事件の元凶ゲノム社が立ちはだかっていく。


ナイトセイバーズの４人がそれぞれの仕事をしながら裏でブーマやゲノム社と戦っていく。一巻につき一事件だけど一話完結じゃない、過去話で説明された武器が出てきたり過去話の事件が発端だったり話が繋がってる場合がある。
話数またいでの共通キャラは敵含めて結構多いけど、全話出るのはセイバーズの４人とADポリスの２人だけ。

この時代よくある近未来系ovaだけど、この作品は珍しく８話(巻)まである、大体長くても６話程度なんだけど、しかもこの作品は続編があるからそれも合わせると全１１話分になる、ただ５０分近い巻もあるから１クール(１２or１３話)のアニメ観るより疲れるし外伝の『A.D.POLICE』まで観るともっと疲れる。
でも話数の事を抜きにしても、こういう系統の作品で続編＆外伝ができるのは珍しい、そして何よりリメイクまで作られてるんだからよっぽど人気があったんだろうな・・・・・・

そして一巻ごとにoped挿入歌が全て違う、歌は大体プリス役の人が歌ってるけど、セイバーズ４人バージョンもある、正直流して聞いてたから特にオススメはない。


ただ唯一の欠点はプリス役の人が素人なとこ、よくある俳優女優じゃなくておそらく歌手を起用してるからホントにド素人って感じ、プリスが声を荒げるシーンとか酷かった。
他の声優さんに関してはまとも。


外伝の『A.D.POLICE』を先に観てたから存在自体は知ってたけど、しっかり観たことなかった。『A.D.POLICE』と同じ感じなのかなと思ったけど、こっちの方が穏やか？というか表現がキツくないし、出てくる敵ブーマも人型だけど『A.D.POLICE』みたいにザ・人間じゃないからグロさを感じないし、セイバーズ４人の日常に関してもコメディシーンが多いから、観やすさで言うとこっちの方が良い。

ただ続編の『バブルガムクラッシュ』も合わせてだけど話が完結していない、結局ゲノム社クインシーとの直接対決はお預けだし、続編だとゲノム社は一切出てこないから、中途半端な終わり方になっている、せめてクインシーとの直接対決は欲しかったかな・・・・・






１→ナイトセイバーズが新型ブーマを撃破、宇宙防衛軍の依頼で脱走した技術者とシンシアという女の子を探す、見つけるが技術者はブーマで水上都市と融合、だがプリスが中に入り敵を撃破、だがシンシアもブーマで衛星砲で水上都市を潰す

２→１の事件直後、とある研究所で爆発事故が起きる、その事故でリンナの友人アイリーンの婚約者が死ぬ、セイバーズはその事故と宇宙防衛の衛星砲を関連して調査していると同じく調べていたアイリーンがゲノム社の殺される、セイバーズはゲノム社研究所に突入、衛星砲とリンクができる新型ブーマを倒す

３→謎の戦闘ブーマが暴走、ADポリスが出動し何とか倒すがシリアの店が壊される、その頃ゲノム社が不法滞在者が多い土地を買収、その工事でプリスの知り合いショウの母親が死ぬ、プリスたちはゲノム社の突入し戦闘ブーマとアーマーを着たメイスンと対決、メイスンを殺す

４→改造グリフォン(車)に暴走族がやられる、たまたまその場にいたプリスはバイクで追いかけるが大破させてしまう、怪我で病院に来ていたプリスは男と車いすの女が気になる、その後バイクを作ったレーヴィンに怒られているとグリフォンを操っているのは病院の男ギブソンだという、レーヴィンの依頼でギブソンを暴走を止めに行き、暴走したグリフォンから無事救出

５→一部のセクサロイド33Sが新型兵器DDを持って宇宙ステーションから脱出する、プリスはその内の一人シルヴィと知り合いになる、DDと33Sを持っていたゲノム社の一部と宇宙開発公団は逃げた33Sを探す、ゲノム研究所から自分たちが生きるために必要なディスクを盗んだシルヴィはDDに乗る、だがDDが暴走を始めレオンを圧倒するがセイバーズが参上、プリスが正体に驚きながらもシルヴィを撃ち、DDの自爆を止める

６→ナイトセイバーズの偽物が出現、ゲノム社襲撃、その後本物に挑戦状を送り、戦闘になる、その頃ゲノム社と通じている防衛大臣がラルゴと33Sの生き残りアンリに誘拐される、ゲノム社のクインシーと交渉したラルゴは本社へ行き衛星砲で脅し、ある物の引き渡しを要求する、拒否するクインシーは殺されるが実は影武者、そこにアンリを追ってきたプリスが突撃、アンリは殺されるがセイバーズの助けもあってラルゴを倒す

７→ヴィジョンという大物歌手が来日、その頃ゲノム社とガルフ＆ブラッドレイ社の会談が襲撃される、唯一生き残ったマクラーレン博士はゲノム社に行き新型ブーマの開発をするがセイバーズは依頼で護衛に付く、だが博士は攫われリンナは行方不明、プリスは怪我を負う、会談を襲撃し博士を攫ったのはヴィジョンこと２で死んだアイリンの姉レイカだった、レイカたちはチャン一族という裏の一族でGB社に両親を殺されゲノム社に妹を殺されたのだった、クインシーに復讐するため博士でおびき出し殺すが影武者で新型ブーマが現れ戦闘になる、だがセイバーズの助けでブーマを倒し危機を脱する

８→ADポリスに署長の姪で記者のリサが来る、ネネが世話役になるが彼女はナイトセイバーズの正体を撮るためにきていた、その頃ゲノム社の科学者が自分の能力を見せつけるためブーマの暴走事件を起こす、セイバーズはブーマを倒すがリサに写真を撮られネネが疑われる、四六時中ネネを追い回すリサだったがブーマの科学者がADポリスを占拠、建物を制圧する、逃げ遅れたリサはネネの助けで脱出しビル爆破を阻止するが正体がバレる、だがリサは何も言わず写真を渡し去っていく