tinzei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ヒロインが歪
ハンマーオブエデンと呼ばれる大災害で人類の半分以上が死んだ世界、今の国連本部がある街ヤビツでイカサマ賭けをしながら暮らす少年キールは装飾品売りのイスラに淡い思いを抱きながら過ごしていた、だが潜水艦ユリシーズによるヤビツ攻撃で街は壊滅し、イスラが産気づく事態になる
主人公キールがユリシーズでグールド艦長やジョゼ、イスラと過ごした後、養母で国連事務総長のアオイや実の弟ティーンと接してく内に平和の意味を知り自分の道を見つけていく。
メインの話はよくある世界平和もの、設定もよくある終末系、だからストーリーに関して「ここが良い!」とか「ここが見どころ!」みたいなとこは一切ない。
この作品の一番の特徴はキャラ、というかイスラ、設定上主人公キールやティーン、ジョゼ、アオイみたいなキャラを正す超正統派なヒロインのくせにまさかの子持ち、しかも作中出産して父親の存在は明かされずっていう考えようによってはめちゃめちゃハードな設定になっている。
正直この設定のせいで、この作品観る理由が「面白い」とかじゃなくて「イスラの父親誰なんだろう」に変わったから、この設定の作ったやつの罪は重い。
まあ結局明かされなかったんだけどね・・・・・ただ作中で「私も昔辛いことがあって~」みたいなこと言ってたからレイプされて孕まされたみたいなオチなのか、それとも恋人(父親)が何かで死んじゃったのか、娼婦してて誰か分からない子を妊娠したのか・・・・・どちらにせよハードな設定であることは確か。
opは栗林みな実、edは鈴木達央、まだ「鈴木達央」名義のころの歌だから珍しい気がする・・・・
1→ユリシーズがヤビツ襲撃、イスラ出産
2→ユリシーズに逃げ込む、艦長対面
3→ユリシーズ海流に入り追手をかわす、いろんな人の過去
4→アオイたちはキングと会う、キールは働くがユリシーズの正体を知る
5→魏とテンゲルに降伏勧告、キールは魏に置き去りにされる
6→国連軍とユリシーズ戦闘、キール確保、別の潜水艦に狙われ海流へ避難
7→キール達はチベットへ、ヤビツの人に会う、アオイ達とキール達が遭遇
8→兵士が発砲、キール達+ティーンが逃げる、ドック船に潜入
9→ドック船船長と賭け潜水艦の修理を約束、地図の存在が明らかに
10→キール達とユリシーズが接触し修理、潜水艦の難所で国連軍と勝負
11→魏の潜水艦を撃破、キールとティーンが協力、アオイのもとへ行く
12→アオイを説得、グールドが核使用だが不発、キール達に地図を渡す
13→ヤビツに戻り宇宙にいる父親と協力して地図を公開する