tinzei さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
紫音の顔芸好き
8年前、石渡夫妻が殺された、現場には将棋の駒と唯一生き残った夫妻の娘紫音がいた。
現在、夫妻の隣に住む安岡夫妻に引き取られた紫音は両親が殺される前からやっていた将棋を続けていた、そしてプロ棋士である安岡父に倣って女性のプロである女流棋士となる、様々な人と関わっていく内に8年前の犯人が紫音に近づいてくる。
紫音が棋士としていろんな人と対局しながら事件について少しづつ思い出していく物語。
サスペンスと将棋、比重だと将棋の方が多め、しかも用語や指し手もちゃんとしてるガチの将棋作品、正直棋譜で説明されても全く分からないような手だから、よっぽどの将棋好きじゃないとここら辺は興味湧かないと思う。
もちろん比重が多めだといってもメインになるのは紫音の両親を殺した犯人探し、ちゃんとサスペンス作品らしく全ての伏線・設定を回収してくれるから気持ちよく終われる、でも犯人は意外だった。
大して期待してなかったけどそれなりに面白かった、将棋の戦いも詳しい配置は分からなくても状況はセリフと顔で伝わってくるし、サスペンス部分も視聴者に分かり易いように描いている、ただサスペンスだけで推理的要素は無いから、そこはちょっと物足りなかった。
こんだけ詳しく描くんだから原作者はアマチュア棋士か将棋マニアだと思ってたら元女流棋士らしい、てことは作中に出てきた“女流棋士”に対する評価はマジなのかな?