タック二階堂 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
炎で戦う消防隊。12年前の真実を探して。
詳細は公式でも。
原作は週刊少年マガジン連載の人気作です。
えっと、要は人間が自然発火してモンスター化する
(焔ビト)になって暴れるのを鎮火、鎮魂する
特殊消防隊に配属された第三世代能力者・森羅
日下部が奮闘するという物語ですかね。
制作は「はたらく細胞」で高評価を受けたdavid
production。作画、キャラデザ、演出すべて文句
なしのスタートです。今期、本命候補として注目度が
高い作品らしい立ち上がりだと思います。
=====第弐話視聴後、追記です。
う、うーん……。
主人公の悪人笑い顔もあまり好きではないですが、
同級生の誰にでもタメ口金髪野郎も好きじゃない。
そして案の定ライバルで、小競り合いの喧嘩を
しますよというね。
こういう展開なのかあ……。
うーん……。
ちょっと評価を下げました。
=====第参話視聴後、追記です。
{netabare}
「消防官新人大会」で、なにかの企みが行われ、
なんとか退けたシンラたちでしたが…
という話。
{/netabare}
京アニの事件を受け、1週延期していろいろ表現を
変更して放送されたわけですが…
いや、この対応に関しては当然だし、実際この
内容(ED含む)を考えれば、それは延期せざるを
得ないだろうと思います。
そして、テーマがどうしても「火事」「爆発炎上」
を扱っている作品だけに、今後もちょっと改変を
余儀なくされるでしょうね。
そして、それはこの作品にとってプラスになる
ことは恐らくないだろうと思います。
つまり、映像表現としての可能性が閉ざされる
ことで、原作を超えた面白さを得られる可能性も
極めて低くなってしまったという印象です。
どうにも歯がゆいというか、運が悪かったとしか
言いようがありません。なぜこのタイミングで。
原作者も制作会社も原作ファンも、あの狂人を
恨むでしょうね。残念です。
=====第弐捨四話視聴後、追記です。
ま、いろいろあって、いちおうキリの良いところで
終了です。
取っ付きは苦手かなと思っていましたが、やっぱり
2クール観続けてくると面白くなっていきました。
ストーリーも飽きさせない展開で、適度にいろいろ
エピソードがあり、上手に他の消防隊とも絡ませる
という、物語を紡ぐのが実に手練れな原作者だなと
感心しました。「ソウルイーター」の作者とか。
作画は非常に良好で、みんな大好きスチームパンク
な世界観。アドラバーストによるバトルの動きも
迫力があり、カッコいいです。
と、まあ、すべての項目で文句のつけようがない
良作ではあります。ただ、この2クールで核心に
近づいてはいますが、何も解決してないです。
続編は2020年夏クール。
まずは白装束のおちゃらけ女をぶっ倒すとこから
お願いします。