暇刃 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
素晴らしい!退屈なし!
まずはじめに。原作読者なので、原作を軸にしたレビューを書いていきます。ですので、物語がどうこうというより、原作にどれだけ忠実した作品に仕上がっているかという視点になります。
●OP
まずまず。あまりキャッチーな曲ではなく、サビも急ぎ足な印象を受ける。「革命の夜に」という進撃の巨人の曲が好きなのですが、まさにそんな感じの曲を起用すべきでしたね。
映像も単調で、エレン、ライナー&ベルトルトが戦っているシーンをもっさりスローにしただけ。僕の思い描いていた映像は「調査兵団とライナー組の戦闘、リヴァイと獣の巨人の戦闘、エレン・クルーガーや巨人ダイナが数秒映り意味深なシーンにする、マーレの舞台を少し見せる」等です。
何度も見るうちにハマっていくスルメOPといった感じでした。
●ED
特筆することは特にない。
1期の懐かしい日々に浸るなかなか良いEDでした。
●本編
素晴らしい。不満な点はほぼ皆無です。
●個人的に好きなシーン
・ベルトルト「こんなにもーーー世界は残酷じゃないか」→巨人化
(あれ?原作でこんなシーンあったっけ?と思うほどベルトルトに強い想いがない残念な僕ですが、このシーンをアニメで見たとき思わず「お、ベルトルトかっこいいな」と感銘を受けました)
・アルミン vs ベルトルトの演出・BGM。
(なるほど、そういうBGMを流すのか、という印象。アルミンの勇姿が直に伝わる素晴らしい演出でした)
・エレン「取った!!!」
(やりましたね。これでエレンさんの巨人討伐数は2ですか)
・リヴァイ「お前ら、自分が何をやっているのかわかっているのか?」
(ここの声優さんの演技は本当に素晴らしい。もちろん全シーンともに素晴らしいのですが、このシーンは人間味があり思わずアニメを視聴していることを忘れるほどでした。感情移入が止まらない)
・マーレの景観
(原作では白黒というのもあり、少しイメージしにくい街並みでしたが、いざアニメ化されると「おおっ!綺麗な街だ!」と感動しました。やはり文明が進んでいるということもあり、パラディ島とは別世界ですね)
・「お前だったんだな、ダイナーーー」から数秒映るダイナ巨人。
(このシーンは何も知らない状態でアニメで見たかった。それほどまでに完成されたシーン。全てが繋がった!とスッキリする)
・エレン・クルーガーの「俺がフクロウだ」
(帽子をシュッと飛ばすところが忠実に描かれていて良い。その後の巨人化も胸熱でしたね)
・名は、進撃の巨人
(ハンジの煽りはアニメで見る方が面白い)
・海
(ついにたどり着きました。海です。進撃の巨人の世界で見る広大な海は格別で、美しい。あとミカサかわいい)
あれ?地下室のシーンは?
そうなんです。地下室は原作の方が好きなんです。
なにせアニメでは少し急ぎ足で映像が流れていたので、エルディアの歴史などが鮮明に描かれていませんでした。このシーンを原作で見ていない方は、原作でじっくり見ることをオススメします。
ということで、少し自己満なレビューになってしまいましたが、以上です。
ファイナルシーズンが待ち遠しい!!!