天啓 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なろう系原作者の思考分析
なろう系 原作
本作、孫、盾の勇者 3作品を見て
原作者の思考を垣間見た気がする
まず、異世界転生とは 現実逃避の表れであると感ずる
チート能力=リアルの原作者は全くの無力であり、学校(内容から、とても大人の書いた物とは思えないので)でも、影の薄い目立たない存在であることが観てと取れる その反動から強い力を手に入れたいという思いが、この手の内容を書かせていると想像される。
ハーレム形成 これも上記とまったく同じ
リアルではまったくモテない チェリー君だと想像される。
さて、本作もそのなろう系の典型ではあるが
ベース能力(捕食者、大賢者)以外の能力取得について、割と丁寧に語られていたのは悪くなかった。
ただ、初期能力だけでも、とんでもないチートであるが・・
孫については、最初から何の努力も無く、チート能力を保持していた訳だが
これが何を意味するか
原作者の思いはおそらくだが、努力はしたくないが、能力だけは欲しいと考える厨二病全開の情けない人間であろうことが想像されるわけで、まったく共感できない
盾については、地道なレベル上げをしていたところを見ると、原作者は努力をしないと強くなれないということを理解しているようだったので、まだ好感が持てる
さて、本作の場合、チート能力を使って、出合った魔物を倒すと同時に従えて(これだけなら、この作者はお山の大将になりたい奴なのか?と思っただけかもしれない)
しかし、それだけでは無かった
従えた魔物たちと暮らしやすい国造りを行うというストーリー展開になっていった。
作者の意識の中に、力を手に入れ、いずれは、何らかの社会貢献をしたいという意識が見えた これは評価ポイントだった。
音楽は23話挿入歌(ED?) 僕の中の君へ TRUE
これが物凄く良かった