haiga さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
もう離さない決して。どんな未来もきみとなら逃げない
今観終わりました~とても良い最終回でした。
あえてタイトルはエンディングの「君の名前」から取らせて頂きました。
まずは制作のキネマシトラス、監督の阿保孝雄監督にお礼を言いたいです。素晴らしいアニメ化をありがとうございました♪
確かに色々とツッコミ所はあるのですが、あの原作をここまで昇華させたアニメスタッフの力量に素直に拍手を送りたいです。アニメ化の出来栄えとしては150点だったのでは無いかと思います。(100点超えw)
さて、わたし的にはほぼ始めてリアルタイムで追いかけた深夜アニメ作品で、ニコ生でも見直すくらいハマった作品です。思えばなんでこんなにハマったのか?思い返すと元々4年前くらいにネカフェで手にしたコミックから始まりました。
その後Web版小説を読みふけり、海外版の予告編をYouTubeでワクワクしながら観て、遂に待望のアニメ化。期待度が120%に膨らんだ中での1話1時間枠での視聴。期待以上の出来栄えに大満足したことを思い出します。
今回私は☆4.9という高得点を付けました。それは私的にはログ・ホライズンやSAO、このすばなどの他の異世界転生物より高得点になります。ぶっちゃけお話的にはSAOやログ・ホラの方が出来は良いと思いますし、このすばほどキャラが生き生きとした作品でもありません。
私がこの作品をそこまで好きな理由は、主人公の尚文とヒロインのラフタリアが好き過ぎる為なんですね。私のアニメの評価の仕方は減点方ではなく加点方みたいで、この2人のキャラだけで10点くらいキャラの点数が上がってる勢いですねw
まずは尚文。いきなり召喚された異世界で、ハブられるわ濡れ衣は着せられるわ、迫害されまくりどん底の中で、工夫し努力し、長い旅の中で、誰にでも優しく強い心を持つ男に成長して行きます。
視聴してる方にはその優しさを甘さと思われる方もいるかと思いますが、私は強さゆえの優しさと思いながら観ていました。尚文の選択が人の輪を広げていき、のちに仲間を増やして行くさまは、まさに勇者と言えると思います。
そしてメインヒロインのラフタリア。娘であり、恋人であり、母性もあってケモ耳美少女で、ステルススキル持ちの凄腕の剣士になると言う、満漢全席のような属性特盛のヒロインです。
尚文への愛情の表し方も素直でかわいらしくてとても良かった。4話は神回ですね。尚文のベストパートナーとして献身的に支えてくれました。
他にもフィーロやメルティ、ババアに魔法屋のばーちゃん、鍛冶屋の親父、強敵のグラス。最高の悪役としてマインやクズ王、3バカ勇者もお話を盛り上げてくれました。特にマインは最高でした。こんなに憎たらしいキャラは久しぶりでしたねwブリドカットセーラ恵美さんの演技は素晴らしく、彼女の代表的キャラになるのではないでしょうか。
オープニングもエンディングもとても良かった。特にエンディングテーマは尚文とラフタリアの心情とマッチして素晴らしかった。こんなにアニメに合ったエンディングはかつて無かったのではと思っています。
惜しむらくはとても良い所で終わりますので、是非ぜひ2期を期待したいです。海外人気も高いですし、いつでも再開できる終わり方でしたので気長に待ちたいと思います。