tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
制作側の熱意は伝わるけど・・・・・
近未来のアジア、海上の情勢が不安定な時代で民間軍事企業の戦艦パスカルメイジは女性の乗組員だけで任務に従事していた。
七波たちパスカルメイジクルーと技研からの出向で乗艦した七波の弟漂介が様々な困難い立ち向かっていく。
メインは艦隊戦、前半は姉妹が操るレーダーに見えない敵と戦い、後半は潜水艦と戦う。
ただ戦うだけじゃなく軍の隠蔽や副大統領の立場みたいな政治的な話もあり、七波、漂介、つばさの恋愛要素(三角関係)もあり、女の子の日常もある、要素だけで言えばとても13話でやる内容じゃない。
はっきり言って設定多すぎ、戦闘面に関して言えば作画はいいとしても専門用語多すぎて理解が追い付かないし、外交・政治面でも国の関係とかロアについてとか細かい設定が多すぎる、全体ストーリーでも艦長たちと同期の女の関係とかノイントテーゼの発端になった事件とか敵姉妹の役割とか意味わかんないものが多すぎる、別に全部理解できるようにしろとは言わないけどせめて過去設定ぐらい分かり易く説明しろよ。
唯一恋愛面だけが分かり易いけど、普通の三角関係だから面白くはない。
クルーたちの日常シーン(コメディ)と前半の戦闘味方側死者なしで、「あ、これ敵以外死なないやつだ」って思ってたら後半の対潜戦でさらっと死にやがったwww確かに死んだキャラが「彼氏が~」ってよく言ってて、何で重要キャラでもないのにクローズアップされるのかと思ったら、これの布石だったのかw戦闘アニメなんだから死ぬキャラがいるのは普通なんだけど、コメディシーンで感覚がマヒしてたってのもあって個人的には急展開だった。
自衛隊とかに色々聞きに行ったりしたみたいだけど、はっきり言って失敗作だよね、設定多すぎて話入ってこないし、終盤の展開は良かったけど、終わり方は雑だし・・・そもそも13話でこの内容をやろうっていうのに無理があった、もしやるなら最低2クール以上、何だったら一年(4クール)使ってもいいぐらい内容だと思う、艦の設定とか細かいとこまで設定してて制作側の熱意は伝わってくるけど、正直いらなかった。
1→漂介の災難、護衛艦狩りに襲われる
2→護衛艦狩りと戦闘、本部襲撃、脱走
3→事件の審問、漂介のお別れ会
4→漂介また来る、護衛艦任務で東ルースに行く
5→副大統領を護衛、姉妹の襲撃を受ける
6→レーダーが使えない中襲撃ヘリを倒す
7→ハッキングを受け船内がパニックになる、美晴活躍
8→皆でバカンス、つばさと漂介の関係が進む
9→艦隊護衛任務、漂介と艦長の関係悪化、艦隊襲撃を受ける
10→敵潜水艦と戦闘、潜水艦にやられる
11→数名死亡、後始末に追われる、漂介艦長に告白
12→ナクロア国が東ルース大使館襲撃、東ルースへ救援へ行く
13→敵潜水艦と戦闘、今度は倒す、ロア発生装置破壊