ユメサーンスーンシ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
キャラの性格が極端(・_・;
からくりサーカスの漫画は大好きなのですが、ついにアニメ化ということで放送開始前からとても期待していました。
しかもオープニングはこれまた大好きなBUMP OF CHICKEN!
最高かよというタッグにわくドキものだったのですが…。
…(・_・;
とにかく気になったのは、声優のキャスティング。
豪華なのですが、メインキャラが「うしおととら」のアニメ化の時と同じでびっくりしてしまいました。
同じ制作会社、同じ原作者だからってそこまで一緒にせんでも。
特に林原めぐみさんのしろがね役は最後まで馴染めず。
まぁこれは個人的な好みなんですけどね。
実力のある声優さんなのにもったいないなぁと思ってしまいました。
また、長編漫画を36話にまとめるために色々なシーンがカットされているのですが(それ自体は必要だと思う)
そのカットの仕方のせいで、キャラクターの繊細な心の変化まで切り取られてしまっており、変化後の結果だけを見ることに。
「え、お前なんでそんな考え方極端なん?」と突っ込みたくなるシーン多々ありです。
おかげでキャラクターに感情移入する隙がなかったのは残念。
長編をまとめるのはとても難しい作業だとは思うのですが、ハナから全部入れ込むのが無理な尺なら、もっと大胆なカットを取り入れても良かったのでは。
いずれにせよ原作ファンが多い作品なだけに構成はこだわり抜いて欲しかったなと思います。
とはいえ藤田和日郎先生も監修されてるんですよね。
じゃあこれが正解なのか…うむむ。
作画は原作に忠実で、色あざやかに、不気味に描かれています。
音楽も「うしおととら」の時のインパクトはないにせよ良かったと思います。
ただ、次もし月光条例がアニメ化!と続いたりして、同じ制作会社ならちょっと見るかどうか考えるかな。
というなんともな感想となりましたm(._.)m