徳寿丸 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
魔法少女モノというにはシビアすぎる
原作未読(2019.6)
まぁ色々魔法少女なるモノは巷に溢れているわけですが・・・これはもう、なんていうか痛々しい。グロやら拷問とかそういう部分も含め彼女達に背負わされている人生が力あるもの故の責任というにはあまりに過酷。「アカメが斬る」に更にダーク要素を注入した感じだろうか(私感)。最後まで救いと思える部分がないに等しい。魔法というファンタジー要素がオブラードの役目をはたしてさえいない。一貫して人間の行動が善悪を基準なんて事はまったくもって都合のいい道徳の授業の中にしか存在しないものだと断じているに等しい。そうそれは戦争に正義や善悪が存在しないそれと同じである。そういったシビアな世界で10代の少女らしい思いを主人公は持ち合わせているわけだがそれすら痛々しく思える。そこがこの作品のテーマなのだろうか?こんな過酷な運命の少女に幸せな未来があると思えますか?ゴルゴ13の方が感情がない分いくらか割り切って見れる。自分の肌には合わないな。
私のツボ:マジカル自白剤