鰺鱒 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
わっはっは↓ わっはっ…(涙) にクラクラきました
原作知らず。
多くの方にお薦めしたい作品です。
人付き合いが極端に苦手な中1女子が、それでもとある理由からクラスの全員と友達になることを目標に奮闘していく過程を、コメディ基調で温かく描いています。
観始めの段階では、主人公「一里ぼっち」を苦手に思っていました。それでも観る気にさせてくれたのは、ぼっちの中学最初の友達、75の魅力でした。ああいう、さばさばとした感じのお姉さん、なんか好き。
次第次第にぼっちにも慣れ、また、ぼっちの魅力が伝わってきました。まぁ、なんていうか、仔犬のような子ですね、ぼっちちゃん。でも、作品を通してしっかり成長しました。たぶん。アル、ソトカ、かこなど回りを固める人物はいずれも微笑ましいです。
ぼっちの「嬉しい」と「さみしい」に対するセンシティブさは、すこし分かるような気もしました。脚本、演出、演技にそれがとてもよく現れていたように思います。
補習・追試に向かう75に向けた「わっはっは」、はとても印象に残りました。75を応援しつつも、さみしさを押し隠しているような、そんなわっはっはだったと思います。パン屋さん前でのアルソトカにむけた独白と75に渡したノートの中身には、ちょっとやられましたね。そして75の、ぼっちの、みんなのわっはっは。めちゃくちゃよかったです。
かいちゃんとの邂逅話はちょっと違和感をおぼえましたが、かいちゃんなりの優しさと決意だったのでしょう。 {netabare}泣くのはよいけど吐くなよ(笑)。 {/netabare}
しっかり成長。。。した気がする二年生の冒頭で本作は終わりとなりますが、幕のひきかたもよかったです。
ぼっちちゃん、君はもう、ダメな子じゃないよ。相当に変な子だけど(笑)
続き、かも~ん!
[時系列を思いっきり間違えてたので修正。]