天啓 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ピュアでプラトニック
主人公 泉瑛太が高校3年の3学期に生まれ育った街(藤沢)へ帰ってきたところから始まる 恋の物語
ヒロイン3人と、瑛太とハルトの二人の恋の行方を描いた作品
ヒロインは、中学時代の同級生 夏目美緒、転入した高校の吹奏楽部の森川葉月、そして 写真部の後輩 小宮恵那 の3人
just becauseの意味は
Aだからといって、必ずしもBであることにはならない
この物語も そのことを物語に利用しています。
主人公 瑛太の場合、 {netabare} 中学時代から好きだった夏目が、ハルトを好きなのを知っていたが、最終的には、夏目は瑛太を選ぶ {/netabare}
ハルトの場合も、葉月に告白して、{netabare} 一旦は振られるも、想いが通じたのか最終的には、交際OKを勝ち取る{/netabare}
この二人の場合のjust becauseは良い意味で期待を裏切った方向に進みますが
第3ヒロイン 小宮の場合は、主人公に想いを寄せ、積極的にアプローチして、うまく行くと思っていたのを裏切られる形となり、ちょっと可愛相でした。
世間的には、この献身的で積極的なヒロイン、小宮さんが一番人気なようですが、私は、もともと、大人しく控えめな女性が好きなので、
森川さん推しです^^
瑛太もハルトも一途で、とても好感が持てるキャラ
そして何より、変なキスシーンもなく、ピュアでプラトニックで、大変好感の持てる作品でした。
村下孝蔵の名曲[初恋] 月が綺麗の劇中歌として使われましたが、こちらの作品の方が似合います
好きだよとと言えずに初恋は~♪ ですよ 中学生でキスしちゃう作品には似合いませんよ
やなぎなぎの手によるOP、EDも 良曲でした
個人的にはトリプルヒロインが歌う、ED Bihindの方が好きです。
ただ一点残念だったのは、人物作画 背景作画は良かったんですけどね、どうも目の位置がおかしかったりすることがしばしばあり、そこだけが残念でした。