プラント浜口 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
若干の既視感はあるが、1とは異なる面白みがある
※1〜2合わせたコメントです
●1と2共通項
まず、原作がアニメだから変な編集で世界観が崩れたり、矛盾を感じない。
人間味溢れる近未来を材料に、幻想の社会問題と見せながらも現代の課題(正義のあり方、生き方)に一石を投じている
世界観が面白いし、その世界観に沿って発生しうる社会問題をテーマにしてるので、ノイズなしに考えさ
●槙島とカムイの違いは?
* 動機
- 槙島:シュビラを壊して生を楽しみたい
- カムイ:システムの主権争いに巻き込まれて死んだのでシュビラに復讐したい
⇨動機はカムイの方が短絡的
* シュビラにとって
- 槙島はただ犯罪係数が小さいだけ。
- カムイは認知できないに加え、人の犯罪係数を下げる。カムイの後者の能力はシュビラシステムの根幹を揺るがすもので、取り込んでシステム改善できるレベルを逸脱している、ということかな。
⇨逸脱してるのではない。カムイを裁くには彼の概念自体である集合体の犯罪係数を評価する必要があるが、そのロジックで言うと、同じく集合体であるシュビラ自身も評価しなくてはならない。これまでシュビラは個人だけ裁いてて、集合体は対象外だったから自分の評価はしていなかった
集団のサイコパスを測るなら、個人してクリアーでも集団としてクリアーではない可能性。疑心暗鬼から魔女狩りが生まれる恐れがある
社会が人の未来を選ぶのではなく、人が社会の未来を選ぶ