tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
展開が好みじゃないだけ
大戦後、放置された無人兵器に対抗するべく都市は海外の民間軍事会社に処理を委託、ブレードマンと呼ばれるロボットを操る傭兵が雇われる、だが無人兵器と海外企業のせいで都市の住民は仕事を失いブレードマンたちに対する住民の不満や偏見が拡がっていった。
主人公が属するユニットヴァイパー(部隊)が出現する無人兵器を叩きながらテロ組織ハウンドや会社内部の陰謀に巻き込まれていく。
まあまあ社会派な内容、もっと単純なものだと思って観てたけど予想以上に重い話だった。
前半は無人兵器を叩きながらユニットヴァイパーそれぞれの過去を描く。
後半はメインストーリー、ハウンドや陰謀に巻き込まれていく、ネタバレだけど話を簡潔に言うなら「ハウンドのリーダーウラと会社の監視官テレジア(本当は軍のスパイ)が住民の不満とヴァイパーによる虐殺(でっち上げ)を利用して軍による恐怖政治をしようとする」って感じ。
前半はともかく後半の内容はあまり好きじゃない、こういう無実の罪展開は気に入らないんだよな、こういう展開が好きな人なら見応えあるかもしれないけど、嫌いな人にとっては苦痛でしかなかった。
後、もう一つ気に入らない点として、終盤で死んだヴァイパーのメンバーが実は生きてます、みたいな描写が気に入らない、ハルキみたいにはっきり生きているならまだしも匂わせで終わるのが腹立つ、これなら潔く死んだ方が良かった。
絵はそれなり、周りが海と道路だけだから風景は微妙だけど無人兵器とマニューバロイドの戦闘はしっかり描かれてるし、キャラもそれなりに種類があって良い、個人的にはノーマ好き、褐色で子持ちとか最高すぎる。
声はそれなり、主人公のサイキには黒田崇矢さん、崇矢さんの主人公役って珍しい気がする、他も豊口さんだったり皆川純子さんだったり結構豪華。
1→ユニットヴァイパーの仕事
2→新人ハルキが入ってくる
3→サイキに殺人容疑がかけられる
4→ノーマの娘マリーが攫われる、トラップ爆弾
5→ルドラの戦友の狙撃事件
6→ガリブの過去、エスニック料理屋の娘に味を教える
7→ハウンドによるテロ、ハウンドメンバー捕獲作戦失敗
8→ハルキがハウンドスパイ、ハルキ殺される
9→ウラの策略でヴァイパーが軍や仲間に追われる
10→アゲハのおかげで全員合流、マニューバを奪いテレビ局へ向かう
11→途中でノーマ、ガリブ、ルドラが倒れる
12→ウラと戦うが大破、ドクのおかげで再戦、裏を倒しディスクを公表する