tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
自称:雄大なスケールと科学的推理の面白さ、絶対に他の追随を許さない、超特作科学冒険物語
約45分×6話
近未来の地球で飛行機や潜水艦が消える事件が発生する、キムラ重工の御曹司で博士号を持つ天才少年ビリーキムラと同じく天才少年のペニーカーターは列車の消滅事件に遭遇し事件を解いていくうちに敵宇宙人の存在に気付き、それらと戦っていく。
地球侵略に来た宇宙人と様々な形で戦っていく、簡単に言えば、よくある宇宙人ものSF映画のアニメ版ってとこ。
パッと見絵柄はキッズ向けだけど、ストーリーは結構シビア、攫った人間を改造して自爆兵器に使ったり、怪電波を流して同士討ちさせたり、えぐい(リアルな)話が多い、ホントに絵以外はザ・宇宙人映画って感じ。
えぐい話が多いわりに兵器やUFOはちゃっちい、敵武器の光線はよくある丸い輪っかの光線だし、味方の宇宙戦艦(インビジブル)と小型戦闘機(スカイナイト)も拘り捨てたの?ってツッコミたくなるようなフォルムだし、敵UFO(ヘルメットワーム)もどっかで見たことあるような見た目だし、もうちょい絵に拘りを持って欲しかった。
絵さえ除けば結構良い作品だった、地球侵略の作品なんて珍しくも無いけど大体が主人公の特殊能力だったりロボット系だったり別の要素が目立つ作品ばかりだったからこういう純粋な宇宙人侵略作品は珍しい、『宇宙戦争』とか『インディペンデンスデイ』みたいな映画が好きな人なら絶対楽しめると思う、絵にがっかりするかもしれないけど設定もしっかりしてるからそういう人にはぜひ観て欲しい。
ちなみに話の最後は小川さんのナレーションで、予告はペニー、ビリーの漫才。