聖剣 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
特権
ちょっとしたme too案件に成り得る作品
フェミニストなら烈火の如く怒り狂いそうなのだが
意外とそういった声が聞こえてこない
ということは
単に視聴者が鈍感なだけなのか?
逆にリテラシーが高く、大人のスルースキルが発動したのか?
うん、
そもそもそこまで過敏になるものじゃないね!w
で
今回は作品の内容についてではなく
あえて不得手な分野の声優について少しだけ
主人公の「よしこ」の声は悠木碧
私事ではあるが、
はっきりと彼女の声であることを認識したのはこの作品からだ
あのキンッとした高音で濁りのない声質は
替えのきかない人材だと素人目(耳?)にも分かる
俗に言うアニ声という類なのだろうが、嫌な感じはしない
たぶんそれは彼女の携わった役の多彩さ、幅の広さからだろう
素直にスゴいと思わせる声色の持ち主だ
んで、
なぜこの作品だったのか?
悠木碧の代表作として真っ先に挙がるかと言えば
たぶん違うだろう
理由は
コレより先に放送していた作品『幼女戦記』を見ていたから
主人公ターニャ・デグレチャフの音声が私の耳には残っていて、
もしや?と調べたのが知ったきっかけとなる
もちろん、この作品以前に彼女の携わった作品は見ていたが
この2作品だからこそ、自分の中の『悠木碧』が出来上がっている
理由は主役
先行作の主役ターニャのキャラクターは、
冷静というより冷徹、そして時に作為的に幼女らしさを演じるしたたかさに対し
この作品における主役よしこの役柄といったら…
まさに
リアルタイムで見ていたからこそ味わえたこの感覚
キャラ設定の落差を体感できたということは、
醍醐味といって差し支えないくらいに印象的だった
なにより
「追体験できないだろ?」っていう、ちょっとした優越感がとても心地よい