プクミン さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
少年少女が頑張る、愛と友情と青春と何か!!
まず簡単にあらすじ。
舞台は日本で、海の中で生活している人間もいるという不思議設定。
海の中の子供達が地上の学校へ転校し、そこで学園生活を送る。
ただ、地上と海とで対立関係があり、互いに中々歩みよるのが難しいが、徐々にその関係も良い方向へと向かっていく。
全26話で、話が1部と2部に分かれています。
以下、ネタバレ含む内容です。
{netabare}
まずは、人物紹介から。
先島光:本作の主人公で『向井戸まなか』に好意を寄せてる。
向井戸まなか:本作のヒロインで、転校前に『木原紡』と出会う。
比良平ちさき:本作のもう一人のヒロインで、先島光に好意を寄せてる。
伊佐木要:4人の中で良き理解者的立場。比良平ちさきに好意を寄せてる。
木原紡:主人公達海の人間でも差別する事なく接してくれる人。
先島あかり:主人公の姉で、地上の人間と恋仲。
潮留美海:あかりの彼氏の娘。
久沼さゆ:美海の親友。
恋愛要素たっぷりな中、色々あって世界はゆっきりと寒冷化が進んで行く。
海の人間達は、その寒さを冬眠する事で回避出来るが、地上の人間達は回避する手段は無い。
そこで主人公達は、海神様の怒りを鎮めれば寒冷化を回避出来ると考え『おふねひき』と呼ばれる儀式を行うが、渦潮に飲まれ、光、まなか、要の3人は海の中へ。
それから5年が経過し、最初に光が目覚める。
ちさき、紡は光より5年成長した姿になっており、光は再び学校生活を送るようになるも、前は小学生だった美海、さゆも同い年になっていて同じクラスに。
更に姉のあかりには、息子が出来ていた。
光からすれば『おふねひき』は昨日の事だった為、目に見える光景の違いに戸惑っていた。
次に要が目覚め、最後にまなかが目覚めるのだが、その間に人間関係も若干変わり、まなかにも異変が!!
{/netabare}
世界観、時の流れ、人間関係と、複雑に絡み合ったにも関わらず、綺麗にまとまった良い作品でした。
一番好感を持てたのは、主人公の真っ直ぐな気持ち。
ちなみに一番好きなヒロインは、団地妻が良く似合いそうな比良平ちさき。
{netabare}特に19歳で、中学の頃の制服を着たところは最高だった!!君最高!!{/netabare}
最初の1話2話あたりは、話の本筋が見えず分かりにくいかも知れないけど、話が進むに連れ、この作品の面白さが見えて来るので、まだ見てない人にはオススメの一品です。