tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ちゃんと続編
前作観といた方が良い。
偉人事件(OVA)から数年後、読子の友達で作家の菫川ねねねは読子失踪のショックから新しい作品を書けずにいた、その時ねねねの過去の作品が香港で映画化されることになった、ねねねは編集担当のリーさんの勧めでボディーガードとして三姉妹の紙使いを護衛につける。
前半は三姉妹とねねねの出会い、末妹アニタの学校生活、三姉妹の裏の仕事など、後半にメインストーリーの読仙社や英国図書館との戦い、ジェントルメン復活計画の阻止がある。
前作と繋がっているからovaを観てないと理解できない、主人公は前作と別、一応前作主人公読子も出てくるがこの作品の主人公はねねねと三姉妹、他共通キャラとして英国図書館のジョーカー、その秘書ウェンディ―、読子の友達の妹ナンシー、読子の戦友ドレイクが出てくる、ジョーカーに至ってはこの作品で敵ボスだから前作を観てないと読子、ドレイクとジョーカーたちの関係が分からない。
後、前作では不明だった偉人事件の真犯人(遺伝子サンプルを奪った奴ら)が明らかになる、それとナンシー(妹)の息子(ジュニア)が出てくる、父親は偉人ってこと以外明らかになっていないけど、前作でいちゃついてたから多分一休でしょ。
面白いストーリーだった、主人公は変えてもちゃんと前作主人公を出したり、前作仲間だったキャラを敵にしたり、しっかり続編であることを踏まえた作品だから前作を観た人間としては嬉しい限り、新キャラから成る前半の日常パートもそれなりに楽しめたし、全体的に見ても良い作品だと思う。
ただ分からないことが二つ
①大英図書館を壊滅させた事件でジョーカーが読子に見せたのって何、読子の恋人はどうなってたの?
②前作とウェンディ―の性格が変わってたけど、ただ単に成長しただけ?ジョーカーの言葉が意味ありげだったから何かしら秘密があるのかと思ったけど?
後者はさほど重要なことじゃないけど、前者はジェントルメンと大英図書館に関わることだからそこそこ重要な事項のはずなんだが・・・・・結局ぼやかして終わりだった。