タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
オタク大学生たちの日常。
詳細はこうしきでも。
椎央大学の現代視覚文化研究会に属するオタクたち
の、オタ活的な日常をだらだら描く作品です。
5話まで視聴。
なんていうか、こうも気持ち悪い主人公も珍しく、
げんしけんのメンバーの覇気のなさ&消極的な性格に
引くレベル。一番まともなのが春日部さんという。
まあ、オタクなんてそんなもんと言われてしまうと
答えに困るのですが…
それでも、さらっと観られて、そこそこ面白いのは
脚本がちゃんとしているからかもしれません。
とりま完走したら感想書きます。
=====最終話視聴後、感想です。
途中の印象とまったく変わらない不思議な作品
でした。つまり最終話まで観ても、カタルシスを
感じるとか、感涙を流すといったことがまるでない
淡々と進んでいった印象です。
なんか全体的に画面がどんよりとしていて、
それをオタクの陰鬱さを反映したとは思いたくない
ですが、それ狙いなのかなと。
最後までキャラたちが好きになれませんでしたね。
特に主役?の笹原は、なんというか、ニヤニヤ
して問題からごまかして逃げるような性格で、
まったくつかみどころがない人物像で、ただただ
嫌悪感でした。ほかの男子メンバーも、決断力や
行動力に欠け、テーブルを囲んで「だって、なあ?」
みたいな感じで、何もできない人たちばかり。
逆に女子は春日部さん、大野さんとも、自分を
持った自立した女性像として描かれていて、好感が
持てました。
つまらなくはないです。
ただ、キャラが好きになれない。そういう珍しい
作品でした。続編どうするかな…