アンデルエレーラ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
でも、あなたは覚えていてくれるんでしょ?
再度シュタインズゲートを見てから→改変版23話→ゼロの順で視聴。
去年の春~夏クールは忙しかったため、後でまとめて見ようと思っていた作品をようやく見ることができました。
物語は…
{netabare}紅莉栖とまゆり両方の生きるシュタインズゲート世界線まであと一歩のところで心が折れた岡部。
前作のエンドと異なり、紅莉栖のいないβ世界線のその後を描いている。
美しい終わり方をした前作から時間が空いてからの続編ということで、新たな登場人物も増え、どのようなストーリーになるのか視聴前は正直不安でした。
しかし終わってみれば、前作と同等もしくはそれ以上に作りこまれた展開に感動!
何もしなければ第三次世界大戦へと進むβ世線での出来事は終始緊張感があり、回を重ねるごとに引き込まれていきました。
再度の過去改変がもたらす副作用に怯える岡部の葛藤。
それでも戦争のない未来を目指す鈴羽の決意やそれを支えるダル。
岡部の苦悩を近くで感じるまゆり。
今は亡き紅莉栖を偲びながらも劣等感を抱く真帆。
登場人物それぞれの感情が交錯していく様子が上手く表現されていました。
散りばめられた伏線を徐々に回収しつつ、畳み掛ける終盤は圧巻!
dラインの部分のみまだ完全に理解できていませんが、鳳凰院凶真復活シーンは最高でした(笑)
おそらくこの作品は、あと何周かは見ることになりそうです。{/netabare}