pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
今観てる
概要{netabare}
XFLAGがweb配信してるモンスターストライクのアニメの第三期…といっても1期2期とは直接の関連は無いっぽく、これから見始めても大丈夫な内容(多分)。
web配信ならではなのか──“モンソニ”なんか特に顕著だけど──既存のアニメ作品では出来なかったことをやろうという試みが見られる。
自分はこの「何か違うことをしよう」ってのに妙に惹かれて配信版のモンストアニメは全部見てます、がゲームは未プレイ。
むしろ、ゲームを知らないで配信だけでどこまで楽しめるか(参加できるか)挑戦してるキライもあるかも?
今作の特色は第三期といいつつその中では「章」(公式ではエピソードと呼んでますが、章の方が紛らわしくないのでここではそう書きます)に話が分かれていて、しかも一回終わって次の章へ進んだと思ったらまた前の章に戻ってくることがある。
ドラクエ4で言うとライアンの章が終わってサントハイム組が始まったと思ったらまたライアンの章に戻ってくる感じ。
詳しい順番は下で区切りごとに感想を分けてるのでそちらを参照ってことで。
章の変わり目で話はひと段落ついてくれるので別にストーリーは難しくないのだけど、配信順番どんなんだったっけ?と思うと途端に混乱する。
でもってそんな章の切り替わりのタイミングで謎の部屋から俯瞰で眺めてるオラゴンパートが挟まれます。
この文章を書いてる段階で39話まで配信済みで、この先更にゴチャゴチャ章が絡み合うのか、果たしてマスタードラゴンもといオルタナティブドラゴンの元へ集結するのか見ものです。
一応繰り返し言うけど話自体は難しくありません、前シリーズ見てないといけないワケでもないし元のゲームを知らなくても大丈夫な内容になってます。
そして、人によってはこれは高い関心寄せるんじゃないかな?
最新話には次の回が公開されるまでの間アンケートが設置されます、YouTubeの投稿者コメント欄にて。
どこまで影響あるか知らないけど、方針は結構アグレッシブに変更が利くんじゃないかな?
それこそ「あ、これダメだ」と思ったら別の章を先に配信してその間に手直しするとかが可能かと。
根拠無くそう言ってるのではなく、なにせこのアニメ、前期(第二期)では前半が不評で一旦最終回として途中で終わらせ、後半を雰囲気ガラっと変えて「消えゆく宇宙編」と副題まで付けてスタートという、方針転換(正真正銘のテコ入れ)したとしか思えない前例があります。
それを更にやりやすくするための章分けなのかなー?なんてことまで勘ぐってしまったり。
どうよ?アニメの放送(配信)途中で先の展開に影響与えられるかも知れないアンケートの存在…人によっちゃソソるんじゃない?
まぁ自分は賞賛コメントを1・2行送る程度しかしてませんが…。
あと時期によってマチマチなんだけど「出して欲しいキャラは?」って項目がある時があったり。
今期レギュラーが決まってるのは書いても仕方ないと思うので自分は「デドラビ、リボン」と書いてますが、効果あるのかのう?(そう書いてるの自分だけだったりして)
因みに他にXFLAGが配信してる別アニメ“ファイトリーグ”ではアンケート置いてません、なんでじゃー。
あと今シリーズからフルCGになりました…しかも「章」ごとに制作が違う、XFLAGスタジオいくつ抑えてるんだ!?
更に色んな章にちょこちょこ挟まれるオラゴンパート、公式では(現段階では)独立した章扱いはされてませんがエンディングをちゃんと見ると「オラゴンと謎のダンボール怪人」と章タイトルが付いてるわ、制作も別…というかルシファー編で3つあるうちの1スタジオ。
見りゃ分かるけどCG処理?の仕方が他の章と違ってて、予想ですが最終章では全員集合になると思うので、その時制作やCG処理はどうなるんだろ?というところも興味津々。{/netabare}
以下は章の区切りごとの感想
1~8話「ルシファー 反逆の堕天使」、アニメ制作は「anima」「ILCA」「MARZA」{netabare}
ほんっっっっっとXFLAGはルシファー好きねぇ。
天界が舞台で登場キャラがぜ~んぶ天使、序盤みんな似たり寄ったりの見た目(ってかウリ坊が前シリーズのマナに見えて仕方ない)で飽きかけたところで上司の裏切りを暴くため敢えて悪役を買って出たルシファーの逃亡先にキングクロッチなるイガグリというか毛むくじゃら状の生物が登場。
え、こんなのもモンストゲームの方に居るの?
しかもコイツかなりの重要キャラで、人の意識へダイブすることが出来る(秘密を暴ける)能力持ち。
それにそんな見た目だったら当たり前のことなんだけど、天使を「醜き者」と呼ばせて美醜の価値観の違いが描かれてる。
こういうところちゃんと踏まえてるとホっとしますね。
当たり前のことなんだけど最近そこら辺考えられてない作品があったようなー?転生したらス…ス……。
んでルシファーが本当の裏切り者のケテルへ挑んでる間に元同僚連中がキングクロッチの元を訪ねて真実を知る…実はこれ伏線と考えて良いのかな?(後述)
でもってケテルはスゲー固いドーム型バリアの中に閉じ込めてウリ坊とルシファーピーンチ、ってところでミカが「バリア破れないんだったらドームごと揺さぶれば良い」とばかりに戦艦で突撃。
あ、これいいね、やっぱ大質量が突撃するのはロマンよなぁ…ってかそれでもバリア自体は破れなかったのだけ、これも伏線かのう?(後述)
んで最後はオーブの力使ってケテル倒して、ルシファーは黒幕を追って姿を消す…で物語はひと段落。
オーブはなんだ?ってのはよく分からない。
YouTubeのコメントではガチャ券だと言われてるけど、くっそwどんんだけガチャに必死なんだよwww{/netabare}
9話、単発のパンドラ編、アニメ制作は「anima」「ILCA」{netabare}
ほんっっっっっっとXFLAGはパンドラ好きねぇ~。
それまで天使同士の内ゲバ展開で暗めな内容だったせいか、それを打ち消さんとばかりのギャク回。
とはいえその前の週に外伝の“花咲ク絆ノ浪漫譚”をやったばかりなのでまた外伝?って印象、しかも内容が…チャちい。
CGもかなり雑(ゼウスのモデリングは良いと思うが)で、「CGで作画崩壊に当たる現象があるとしたらこういうことかな?」と妙に感心してしまったり。
パンドラの笑顔が何か変なんだよね、貼り付けた感じというか…XFLAG推しキャラでこれって良いのか?
YouTubeのコメントでも不評なんだけど、始末が悪いことに単体とはいえこれでも「章」として独立扱いらしい。
2019の4月から劇場アニメ“パンドラとアクビ”も公開され検索にもかかりまくってると思うのだけど、この回だけを見て「モンストアニメってこんなんか」と思われるのは凄い不本意。{/netabare}
10~12話、再び「ルシファー 反逆の堕天使」{netabare}
とはいえルシファーは出ずに行方不明になった後の天界の話。
ケテルの背後に更に悪いヤツが居る?としてサンダルフォンとメタトロンが遣わされる。
…。
あっるぇ、自分ひょっとして双子の姉妹ネタに弱い?思えば1期もデドラビ推しだったし。
しかも使い魔?使い天使?の語尾が「~エル」って、「お前天使だったらそれスゲー居て(ウリエル、ラファエル、ガブリエル、ミカエルがこの作品には居る)キャラ立てにはならんだろ!」ってところまで含めてキャラ立て。
ダムスよりヒデーw
内容はルシの同僚とサンメタ姉妹とのすれ違い、お互い「黒幕と繋がってる?」と疑い合う。
んで再登場したキングクロッチのサイコダイブ能力で誤解が解けて~って展開なのだけど、「ああ、この前やったのは伏線だったのねー」と思うか「キングクロッチの能力、話を展開させる上で都合よすぎる」と思うかで判断に迷う。
ま、まぁサンメタ姉妹がいいキャラしてるのでこの章はそれだけで満足。{/netabare}
13~17話「アーサー 復活の騎士王」、アニメ制作は「CGCGスタジオ」{netabare}
モンスト劇場版1作目でしれっと登場してたあのアーサーの話…劇場版とは繋がってないっぽいけど。
しかも最初…「医療兵器」という矛盾した存在で妙に記憶に残ってるアヴァロンじゃん!ついでに謎の少女もセットで登場。
えっと2期の0話で出てきて結局何だったのかよく分からず仕舞いな存在で…↑で一期二期見てなくても大丈夫と書いたけど、関連あるのかね?
って少女の声って本渡楓じゃん、ダルタニャンをこんなところで使うのか…のちに重要キャラになる?
で、アヴァロンで目覚めたアーサーがブリタニアへ戻ったら大変なことになってて…って話なんだけど、おい待て。
もうアーサーが女性であることにはツッコまない、疲れた。
けどさ…あのさ…マーリンがロリっ娘ってどういうことー!?
見た目だけじゃなくて性格もコドモ、しかも耳付きフードって…アーサー絡みなこともあって“ミリオンアーサー”の錬金アーサーを思い浮かべずにいられないのだけど、原作ゲ-ムはどっちが先だったんだろう?
いやカワイイからどっちが先でも良いんだけどね、むしろ流行れ、FF3も流行れ、けどマーリンでそれー?
しかもしかも、↑で「章によって制作が違う」と書いた通り、章によって監督も違って、だけど全体を通して総括する人も必要ってことなのか監督の上と思われる製作総指揮ってのも居て、その方が…“反逆性ミリオンアーサー”の監督なんですががが。
同姓同名じゃないよね?どんだけアーサーに縁があるんだ…ってかこういうのってどうなんだろ、仕事立て込んでる時「あれ、今書いてるアーサーはどのアーサーだっけ?」とかならん?
んで内容に戻ると、この章始まるまで途中にパンドラ回挟んだとはいえ基本ルシファー編がずっと続いて章分けされるなんて知らず、いきなり世界観がガラっと変わったのには戸惑った。
作り手としては狙い通りではあるんだろうけどね。
ただ…これは自分だけがそう感じるのかも知れないけど、キャラの身なりが綺麗過ぎる。
「お前これから式典にでも出るの?」って感じのキレーキレーのピッカピカ。
フルCGってどうしてもそうなりがちで、それでもルシファー編は「まぁ天使だし」ってことで気にならなかった。
けどアーサーだとなぁ…これは「ヒト」でしょ?
制作スタジオが違うせい?とも思ったけどそれにしては具体的にどこがどうと言えない。
話も、アーサーは信頼してランスロットを遠征に向かわせたけど、ランスロット本人は僻地送りにされた?と疑惑を持ち、そこを「化物」つけ込まれて闇落ちして~ってことで、行方をくらましてからずっと野宿生活をしてたと思われるランスロットもピッカピカなのはちょっと笑える。
この区切りで出たボスの「化物」は元々この世界の住人か。
この段階ではまだ章をまたいでの「何か」は居なくて共通点無いなぁ~と思ったら最後の最後でオーブ出たああああ!ってところで一旦〆。
あくまで顔見せって感じだったのかな?
なにせメインキャラがアーサー・マーリン・ランスロットのみ、ルシファー編ではあんだけ居たのに…ひょっとしてアンケで「キャラ多すぎ」とか来てたのかね?
まぁ、マーリン愛でられりゃそれでいいか…けどマーリンかぁ…。{/netabare}
以下下書き中…