くあれ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いくつものトラウマを生み出す印象深い作品
あらすじはあにこれを参照。
原作未読。
ちょうど某アニメ配信サービスで新しく追加されていたので一気観。
とりあえず観ていく中で確信したのはキャラに情を抱いてはいけないということ。
何故なら多くの主要キャラは {netabare} この作品の最終回
までに生きていないから {/netabare}
キャラを好きになるのは人それぞれ自由なので強くは言えないが個人的にはこの作品はそういう目で観てはいけないと思った。
物語の内容で言えば、不幸な体験をしてきた者たちが多く、感情移入をしやすくなっているため観ていてとても耐えがたいものがあった。
なにより許せないのが {netabare} 主要キャラの女性陣たちの多くはタツミというキャラに恋心を抱いて死んでいる 。{/netabare} なんて罪な男なんだと強く思った。
そして全てのキャラに言えるのは {netabare} 死亡する前に必ず走馬灯のように過去の幸せだった頃の思い出やつらい思い出、悲しい思い出等々が回想シーンとして流れてくること。これを見るたびに「まじか(お前…死ぬのか…?)」と察しがつくと同時に可愛いキャラには絶望感を抱いた。 {/netabare}
特に17話の最後は一番つらかった。一生忘れられない。
…と、批判っぽく見えるけど、普通に世界観も難しくなくて分かりやすかったし、それぞれキャラ全員の過去が掘り下げられててなにを目的としているのかはっきりしてて良かった。戦闘シーンも迫力があったし、ラバックってキャラとか戦闘センスがよすぎて鳥肌ものだった。
最終回に関して言えばハッピーエンドなのかバッドエンドなのか判断しにくいところだった。以上。