たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
頭脳戦がハンターハンターっぽい
最近の少年漫画には「雑誌の色(カラー)」というのがなくなっていることに気付かされる。
良くも悪くも「単一」であり、流行りもあるだろうが大手4社(小学館、講談社、集英社、秋田書店)がこぞってファンタジーを中心に据えるのが当たり前になってきている。
しかもどれもダークファンタジーであり、日本人が常に心のどこかに「負の部分」を抱えていることがこういったヒット作を支えていると思われる。
今回のシーズン3は以前にも増してジャンプ的頭脳戦が繰り広げられ、これまた原作以上に凝った演出で観せてくる。
監督は「デスノート」や「カバネリ」の荒木哲郎監督であり、やはりこの監督は「ギルティクラウン」や「カバネリ」よりも原作が付いたほうが真価を発揮し易いようだ。かつての押井守さんのように。
しかも、「進撃の巨人」というビッグタイトルを忠実にアニメ化するだけでなく、裏では「カバネリ」の劇場版まで高クオリティで作っている所を見ると、業界内では水島努監督並みに多忙な人なんだろう。
クオリティーは言うことありません。原作超えてます。