えたんだーる さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
バトル系の伝奇物
== [下記は第5話目まで視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
週刊少年ジャンプ掲載の漫画原作があるようです。原作1巻だけ読む機会があったのですが2巻以降は未読で、既にアニメのストーリー(レビュー記載時点では第5話まで)は私の原作未読部分に入っています。
基本的には家族が「鬼」の犠牲になった主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)が、いろいろあって鬼を退治する集団「鬼殺隊(きさつたい)」のメンバーになって闘う感じのお話です。
たぶんバトル物の基本は押さえた手堅いストーリーで、まあまあ面白く観れています。
== [第5話目まで視聴時レビュー、ここまで。] ==
2019.9.30追記:
最終回放送後に劇場版による続編の発表がありました。アニメ化後に原作コミックスも売り上げを伸ばしたようで、アニメ化作品としては成功したといえるのではないでしょうか。
炭治郎と一緒に行動するようになった善逸、伊之助と合わせて三人でのトリオとしての掛け合いも会話として面白かったですし、竹筒を咥えっぱなしでまともに喋れない設定の妹の禰豆子(ねずこ)役だった鬼頭明里さんも「ん~」のバリエーションで良い演技だったと思います。
特に第1話と第19話のクライマックスシーンでの作画が話題になりましたが、作品全体として作画クオリティは維持されていて良かったです。
原作が少年ジャンプ連載のバトル作品にもかかわらずアニメ化範囲では意外と「力のインフレ」は押さえられており、「われら四天王の中では最弱」展開にもなっていませんね。
登場人物は多いのですが、モブキャラを除けば意外と「こいつ誰だっけ?」とはならないのは原作の力なのでしょうか。面白かったです。