天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
もっと私的アニメ感想簿86
1942年に公開された日本映画科学研究所製作の映画です。
そもそも基本的に観た作品の感想を書いてるんですけど、この作品は観てません(おいっ)
じゃあ、何で書くのかというと、気が向いたからです(こらーっ)
いや、戦前のアニメの仮登録をした際に、たまたまこの作品の解説を読もうと思ったら書いてなかったので、気になって調べてみたら・・・原作者の横山美智子さんのWikipediaに女流作家にしては美人過ぎたといわれるとの説明文が(な、何だって~)
アニメの内容より、原作者である横山美智子さんの事を書きたくなってしまいました(汗)
この横山さんですが、戦前のアニメ「くもとちゅうりっぷ」の原作者でもあります。
しかもこの2作品は、同じ「よい子悪い子普通の子」(き~んどん♪シャラッラ)って、違う・・・じゃなくて「よい子強い子」という本の一遍をアニメ化したんですよね。
それなのに、「くもとちゅうりっぷ」は戦前のアニメとして評価が高い一方、こちらは調べても内容しか書いてない(涙)
そんな不遇の作品なので、見てなくても書いてしまうのはしょうがないですね(待て)
で、この横山さんですが、本名は「黒田カメヨ」(もしもしカメヨ~カメさんよ~)というんですよね、しかも結婚してからも戸籍上は黒田カメヨだったそうです。
当時の人気作家で、代表作の「嵐の小夜曲(セレナーデ)」は売れに売れて、「講談社のビルはこの本のおかげで建った」という冗談ができたくらい売れたとの事。
そんな人気作家の横山さんですが、読んだ方や後世の評価ですと、当時の時代に合わせすぎて今見ると陳腐で内容はご都合主義で読めたものではないようです。
これって、今の流行作家にも当てはまる気が(う~む)
これだと、全然アニメの内容に触れてないので、作品の内容も書いておきます。
10分程度の長さで、雄鶏の立派なとさかに魅せられた若い雌鶏が雄のとさかをかぶって得意になっていたところ、お腹をすかせた山猫に出会い、追っかけられ、やっとの事で逃げきります。
そして立派なとさかにあこがれた雌鶏は、とさかなんていらないと反省する内容なんですが、これってとさかが無くても追っかけられた気が(あわわわわっ)