狗が身 さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
完走した感想。
とにかくキャラが良かった一作。
敵役ドレイクの存在感、ショットの思惑、戦力差に苦しみながらも抵抗を続けていくゼラーナの面々、そして抜きんでたオーラ力を持つ主人公ショウの活躍。
しかし、これら僕が感じた美点の数々が、中盤以降で弱まってしまったのが非常に残念でならない。
舞台が地上になってから主な敵はビショットとなった訳だけど、この男はドレイクに比べて小物にしか見えず、説明不足なオーラバリアーや機体を乗り替えてからというもの敵キャラのオーラ力にショウが押されるパターンが増えていき、ヤキモキしたまま最期まで迎えてしまった…。
あのラストを迎えるにしても、せめて最後にバイストン・ウェルの様子を映して終わってくれていれば、まだ良い余韻に浸れたかもしれない。