TaXSe33187 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ラブコメ展開に入る前に断念
秀才が天才に勉強を教える、とか現時点での適性と進みたい進路のギャップに迷うとか、そういうのは有りがちだけど好みだから1話視聴
……そしてEDを迎える前に断念
いや、分かるよ?ヒロインの天才アピールが無いとギャップは生まれないし、苦手に努力する様子がないと勉強テーマの学園モノとしては失格だし
にしても天才アピールも努力アピールもおかしいだろうと
以下勉強の話
{netabare}
まず天才アピールについて
数学の天才は途中式もなしに答えをパッと導いてしまい、黒板に向かった際も答えしか書かない
国語の天才はちょっとした課題の文章ですら読んだ相手を泣かせる表現力
もうね、アホかと、作者は勉強したこと無いのかと小一時間問い詰めたいレベル
高校の授業における数学ってのは、「解答の課程を採点者に示すこと」が答案作成の原則だろうに
「答え分かったけど途中式たてられません~」なんて部分点貰えても1点のレベル、なんなら説教と一緒に再テストするまである
そして国語、記述であれば「論旨を平明にしめすこと」が求められているのであって中身の感動なんて誰も求めていない
まあちゃんとした文章なら解答者に問題はないけど、感動したことを理由に生徒を褒めそやすなんて高校教師がするべきことではなく、
出題意図に沿った評価ができない教師がいる学校という時点で進学校としては下の下
おまけに苦手科目のほうもおかしい
数学の天才は国語の文章の読み方が分からず点数がとれないとか
国語の天才の方は……正直覚えてない、というかツッコミどころ多すぎてイライラしすぎて見てなかった
数学は論理を大事にするのだから、数学を得意とするなら国語の問題も解けていないとおかしい
なぜなら国語もまた論理だから。数学とは重視される論理が違うだけで、やることは実際には変わらない
人に思考を論理的に示すことを求められる数学的な記述すら出来ないんだから、国語が読めるわけがない
国語ができないことが逆説的に数学すら出来ていないことの証明になっている
作者の思う数学の天才ってのはつまり「電卓女」ってことなんだろうなと、底の浅さばかり見えてしまう
{/netabare}
結局、高校を題材にした物語なのにキャラの表現のベースが小学生の頃の「天才」レベル
本筋のラブコメ展開に入る以前に舞台設定で躓いてしまって視聴を続ける気になれなかった
以下完全に愚痴
{netabare}
ていうか主人公がヒロイン達の参考書を見て努力に気づくシーンだけど、参考書について付箋貼ってまでグチ書いたり落書きするな
本気で将来の進路を目指してるんだろ?苦手と分かって突き進んでるんだろ?それでちょっと分からないからグチって舐めすぎだろ
あの参考書を見て主人公はヒロインに勉強を教えることを決心したけど、こっちは逆に覚悟の半端さばかり目についてそこで視聴を断念した
口だけ一丁前でやることは適当、得意科目すらろくにできない上に進路の変更を薦められたら自分の熱意も示すことなく相手を見限る
熱意と志望理由を語れば大抵の人間は共感するし一緒に頑張ろうと思うのにそれすら諦めるって…
受験を経験して、教育業に身をおいたからこそ1ミリもヒロインに好印象が持てなかった
ちょっと探せばこのヒロインより頑張ってる子なんてゴロゴロ見つかるんだよ
{/netabare}