Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
主演・VTuber! バーチャルさんたちが繰り広げるドタバタアニメが登場!
この作品のジャンルはテレビアニメだったんですね。
今年の正月番組として「NHKバーチャルのど自慢」を見てなかったら、間違いなくスルーしていた作品だったと思います。
そして何故「NHKバーチャルのど自慢」を見たかと言うと、あにこれで2019年冬ニアメの1作として紹介されていたから…
正月は通常のアニメの放送が無いので時間が取りやすかったのが視聴のキッカケでしたが、この番組でみたヒメヒナのマクロスF「ライオン」が兎に角衝撃的だったんです。
みんな歌が上手いし…ヒメヒナのハモリは鳥肌モノで、やっぱり私は「ライオン」が大好きなんだと改めて気付かせて貰いました。
その繋がりでこの作品の視聴を始めた訳ですが、主要登場人物は以下の通りです。
・ミライアカリ
・電脳少女シロ
・猫宮ヒナタ
・月ノ美兎
・ヒメヒナ
視聴前はチンプンカンプンでしたが、今ではキャラと名前が完全に一致するようになりました。
基本的に物語的要素は無く、小さなコーナーが複数設けられており、そのコーナーに応じて必要なキャストが追加されていく…という感じの構成になっています。
基本的にはキャラはバーチャルなんですが、オープニングだけはアニメで描かれていました。
VTuberの動きって独特ですが、オープニングアニメではそれぞれのキャラの滑らかな動きを披露しているので、また違った印象を受けると思います。
あくまで個人的私見ですが、VTuberはもっと身振り手振りが少なくても相手に伝えられるような気がしました。
実はVTuberがあんなに動きながら喋る理由を私は知りません。
誰が喋っているか、差別化を図るため…?
キャラの感情を表現するため…?
もちろんボディランゲージは不可欠だと思いますが、過度な動きは時として雰囲気を変えてしまう懸念を感じました。
その代わり…と言っては何ですが、歌に合わせた踊りのクオリティは相当高いと思いました。
元々ヒメヒナのライオンに引っ張られるようにこの作品を視聴するようになった訳ですが、この作品のエンディング…ヒメヒナの「ヒトガタ」の格好良さは半端ありませんでした。
Twitterで、ヒメヒナが「ヒトガタ400マーン!」とかツイートしていましたが、繰り返しの視聴に全然耐えうるクオリティなんですよ。
各話のラストに流れるエンディングを私は毎回2度は聞いていましたし、通勤中でも時間を見つけて視聴していましたから…
普段はおふざけ要素の多いヒメも歌う時はガチで格好良いし、ヒナも抜群なんです。
ヒメヒナの二人だから歌える歌なんだろうなぁ…と毎回思いながら聞いていました。
なんかヒメヒナの紹介ばかりになってしまった気がしますが、私の中でそのくらい「NHKバーチャルのど自慢」が衝撃的だったという事なんだと思います。
これから、VTuberno活躍の場はもっと増えるんだと思います。
最近、VTuberに関するニュースが流れていましたが、働き方改革も施行されたことですし、みんなが楽しく作品を高め合える環境がどんどん整備されていくことを願っています。
1クール全12話の物語でした。
でも、最終回の後にまさかの予告が…
と思ったら円盤には未放送の13話が収録されるそうです。
どんな内容か少しだけ話がありましたが、全容はお楽しみのようです。
これまで視聴してきたアニメとは少し異質ですが、楽しませて貰いました。