イムラ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大好きなSFで、ロボもので、あっまーいラブコメ 笑
<2019/4/30 初投稿>
今日は平成最後の日!
という感慨は特段ないのですが、
実家からの帰りの新幹線
時間を持て余してしまったのでお気に入りな作品についての感想を書いてみたいと思います。
原作既読。
1期、2期まとめてのレビューです。
「シドニアの騎士」
タイトルに痺れてしまいました。
カッコ良い。
本放送時、いざ見てみたら前評判からの予想を遥かに上回るSFっぷり。
やー。
こーゆーの好きなんですよー。
もちろん細かい考察や検証したら、そらSFですからね。
穴もありますよ。
でもそんなこと気にならないくらい壮大で緻密。
ジャンルとしてはスペースオペラ系ロボもの。
ロボの名称は「衛人(モリト)」
造形的には変形しないマクロスのバルキリー・バトロイド。
使い古された感が良い。
未知の凶悪生物「奇居子(ガウナ)」に襲撃され{netabare} 壊滅した地球から脱出し千年もの間{/netabare} 放浪を続ける播種船「シドニア」
それは船内に大掛かりな都市が構築された方舟
シドニアを舞台とするサバイバルなSFです。
「細かなところまで丁寧に作り込まれたリアルで生々しいSF設定」
「ロボ、舟、敵の渋くもカッコ良いビジュアル」
「微に入り細に入り構築、描写された美しい船内の都市情景」
「板野サーカスを彷彿とさせる目まぐるしく迫力あるバトル」
「一寸先もわからないサバイバル感と衝撃の展開!」
「甘々なラブコメ 笑」
SFな部分だけでも
(ここは大事なネタバレ多いので未視聴の方は本当に開かないでね♪)
・ヘイグス粒子という発想
・胞衣(エナ)という発想
{netabare} ・薬物による不老不死
・過去の急激な人口減少に対処するためのクローン技術の発達
・記憶と人格の移植と乗っ取り
・遺伝子操作による葉緑体の人体への取り込み
→ご飯は1週間に1食でOK、代わりに定期的にマッパで光合成する
→これが発展して女の子口説く時の定番は「俺と一緒に光合成しない?」
・男女の性別は年頃を迎えるまで確定しない。惚れた相手が男なら女になるし、女なら男になる、という性からの解放{/netabare}
などなど、一つ一つは最先端の科学から容易に想像できるものの、今の社会からはなかなか想像できない世界を描いてます。
都市の美麗さは特筆モノ!
こんな世界に住んでみたいと思わせる趣が堪らない!
ラブコメ要素も、主人公のナガテはSFすぎてもうわけわからん相手に恋しちゃうし 笑。
アニメではそこまで辿り着いてないですが、原作最終巻は「なに?この{netabare} 性急で万事丸く収まりすぎなハッピーエンドは?」という甘々{/netabare} な展開。
まあ、でも、それもですね。
苦ーいエスプレッソにミルクと甘ーい砂糖をたっぷり入れると美味しい!
みたいなもんで良いもんです。
この作品は見所たくさん♪
ジェットコースターのような、SF好き、甘いラブコメ好きには堪らない逸品ですよ、ということですよ( ・∇・)♪♪♪♪♪♪♪