大重 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
疑問に思った点に最後には説明がついたが…。
1話感想:
暗殺教室と被っていると思ったらキルミーベイベーと被っていた。
というのは冗談で。
被りはあるもののまだ斬新と言える設定で、ストーリーには興味が惹かれます。
キャラクターの魅力はこれから引き出されていくと思いますがこれからのバトルロイヤル展開にも大いに期待が持てます。
4話感想:
期待はずれだったかなー。肝心の兎角が晴についた理由も曖昧で共感できなかったのも大きいです。
殺し屋側がルールでがんじがらめでやりにくすぎ。
一人ずつしか来ないなら48時間逃げるだけだし、大勢が一度にくれば足を引っ張り合って隙だらけになるだろうし、兎角が味方につかなくても本気で逃げれば逃げきれそう。
どうしてこんなゲームが成立しているのか想像できないです。主催者は晴を殺したくないとしか思えない。
晴が黒幕で刺激的なゲームを楽しみたかったなら万事解決なんですが、それだと兎角がバカすぎ…。
いつ殺されるかわからず一分一秒油断できない、守るために暗殺者達を先に殺すか、それとも離れるべきではないか、とかのギリギリの攻防を期待していたのはちょっと期待しすぎでした。
全話感想:
何でぬるい殺人ごっこやってるのか、とか、何で兎角は晴の味方になったわけ? とかの序盤に感じた問題点は、最後には一応理由がつきました。
本作に限らず、こういう点がダメ、と思っていた点に後からちゃんと説明がつくことってあるのですが、それで評価を逆転するかというとそんなことはないです。
むしろイラっと来る。「は?それくらい考えてましたけど?最後までちゃんと読めよ」とつまらない作品を作ったヤツに言われた気分。うるせー、辻褄なんてどうでもいいから面白い作品を作れ、と言い返したくなる。
別に辻褄があったからといって、ぬるい内容が面白くなるわけでもないですし…。そもそも面白ければ多少の矛盾は無視して楽しみます。
ま、リドル(なぞなぞ)というからには、謎を提示して回答を提示した時点で、制作側は目的を果たしているのかもしれません。
それを面白いと思わなかったのは見る側の問題かもしれませんね。