「頭文字D Final Stage(Webアニメ)」

総合得点
64.7
感想・評価
88
棚に入れた
505
ランキング
3699
★★★★☆ 3.9 (88)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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ネタバレ

wp38 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ドリドリ、監修お疲れ様でした!

25042019

ワクワクしながらずっと観てきたこの作品。
原作も最終巻まで読んだ。
残念ながらコミックは手放してしまったけど。

{netabare}「クルマを走らせる事が好きなら、それで十分走り屋・・・」
ファーストステージ・ナイトキッズ戦前に高橋啓介が拓海に言い放ったこのセリフ。{/netabare}
全シリーズ通して1番印象が強く残ってる。

クルマが好き。運転も好き。
ドリフトとかにも興味があったし憧れもあった。
でも自分には技術もセンスも無い。
こんなんじゃ、ただのドライブ好きってだけ。
”走り屋=ドリフト等の技術が上手い人”
ずっとそう思ってたから、自分には到底走り屋なんて無理と諦めてた。
でも啓介のあのセリフを聞いた時、
「あぁ、そうなんだ!こんな自分でも走り屋って言っていいんだ!」って思えた事で、
それまで抱え込んでたモヤモヤが一瞬にして吹っ飛んで、凄く嬉しくて涙したのを覚えてる。
そこからより一層この作品が好きになっていった。

このファイナルステージ最終戦。
{netabare}対戦相手の信司くん。
クルマの運転開始時期は拓海より早いが、拓海とよく似た境遇の持ち主。
その雰囲気も風貌も、初登場時の拓海と重なって見えた。
まぁこれに関しては、真子や沙雪が感じた事と同じ。
ただ1つ違ってるのは、緊急時の技術とメンタル面、あとは”親”かな。
ゴール直前、86がエンジンブローした時、信司は明らかに事故る恐怖心から身を引いてた。
もしあれが拓海だった場合、多分鮮やかに交わしてゴールを決めていただろうなって思う。
目の前でスピンする相手を紙一重で交わす、そういうシーンを多々観てきてるからこそそう思える。

親に関しても、拓海の場合、伝説の走り屋の父親から、知らず知らずの内に走りの英才教育を施されてきてる。
片や信司は、仕事疲れの母親を労る為に身につけた独学の技術。
確かにどちらの走りも凄かったけど、そういう根本の部分で差がある。
だから信司はあの峠限定でしか早く走れない。
もし信司が拓海と同じように走りの技術を学んできてたとしたら、違う内容や結果になっていたかもしれない。
ま、それでもやっぱり拓海はまがりなりにも主人公だから、負けるって事にはならないだろうけど。{/netabare}

そういえば、作者の次の作品が既に連載してるとの事。
自分は見てないけど、なんかDの何年後かの設定で、Dのキャラも何人か出てるらしいね。
個人的には、{netabare}拓海と美佳、啓介と恭子{/netabare}がその後どうなってるのか知りたい。
そっち方面で言えば、Fifth・finalと{netabare}信司が意識してた真子{/netabare}、この2人に発展があったのかどうかも知りたいなぁ。

投稿 : 2019/04/26
閲覧 : 350
サンキュー:

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