ヘラチオ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
友達以上だよね
高校生・長谷祐樹は、いつも一人きりでいるクラスメイトの藤宮香織と仲良くなりたいと思い、彼女に近づこうとする。しかし、彼女はそれを頑なに拒む。その理由は、「1週間で友達との記憶を無くしてしまう」からだった…。
それでも、祐樹はひたむきに、香織との仲を紡いでいこうとする。そういう物語。ずっといい感じに話が進んでいくわけがなかった。物語に試練は大事。
{netabare}九条一は器が小さいにもほどがある。その癖、無駄に影響力あるなんて。猛省し続けてくれ。
将吾が沙希に旦那になってほしいって言われて顔真っ赤にしたのは意外だった。そこでも恋が生まれるのね。沙希が最終話で物凄く可愛かった。
しょうもない嫉妬を見せつけられた。怖い。実際にああ言われたら耐えられない。
祐樹も向き合うと決めているのに、ちょいちょい酷いことしてるような。最後はお互いに通じ合うから良いだろうけど。{/netabare}
ラストは意外とあっさり終わった気がした。少し物足りない。
OP
虹のかけら 歌 昆夏美
ED
奏 歌 藤宮香織(雨宮天)
スキマスイッチの曲のカバー。やっぱ良曲。
{netabare}
祐樹の親友でクールな桐生将吾や、天然系の忘れっぽい性格の山岸沙希との交流を通して、香織は少しずつだが友達のことを記憶できるようになっていく。
そんな中、香織の小学校の頃のクラスメイトの九条一が転校してきた事から、香織は再び記憶を失ってしまう。小学生時代、仲の良かった二人は、それが元で親友だった女子たちから非難され、そのショックから香織は記憶を失ってしまったのだ。記憶喪失の原因を思い出し乗り越えたことで、香織の症状は改善の兆候を見せ、祐樹との関係も変化していく。{/netabare}