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退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
仙狐さんください
ブラック企業に勤めている主人公・中野、それを癒やすために突如現れた神使の狐・仙狐さんとの物語。
仙狐さんは家事全般で中野の生活を支えてくれ時に祖母、母、妻、彼女、幼子、ペットとなり甘やかしお世話してくれます。
食事のシーンは力が入っていて、特に温かな仙狐さんの和食メニューが美味しそうでした。
また、終わりには仙狐さんが{netabare}『おやすみなさいなのじゃ』のコール{/netabare}をしてくれるので寝る前に鑑賞するのも良さそうです。
観ていく上でカギになりそうなのは{netabare} 仙狐さんに対し『可愛い、愛でたい、お世話されたい』という感情が出てくるかどうか、かと思いました。
中野の疲労やストレスの原因はブラック企業にありますが、それを辞める、転職する、あるいはぶっ壊すなどの行動はとりません。
企業から頂いたストレスは、家まで持ち帰り仙狐さんをモフモフして浄化してもらっています。
帰宅してモフモフ、帰宅してモフモフと
終始日常的なやり取りが続き、ストーリー展開は動きが少ないので
仙狐さんを見てるだけでも楽しめるようにならないと、正直退屈なお話かと思いました。{/netabare}
シロの存在は {netabare}仙狐さんとの対比で良かったです。
仙狐『甘やかしてくれよう』→甘えてほしい
シロ『甘やかされてあげる』→甘えたい
仙狐さんは中野(視聴者)に甘えてほしいという願いに対して、シロは中野(視聴者)に甘えたいという願いがあります。
「あなたは今誰かに甘えたい?甘えられたい?」という問いかけに、回答を出せそうな作品です。
番組の終わりに、スーパー仙狐さんタイムという
中野視点を体験できるおまけがあるので、中野(視聴者)とさせて頂きました。{/netabare}
おわりに
{netabare}7話に出てきたコンビニの名前が『Fluffy Mart』でFluffy=ふわふわ。
ここにも中野のふわふわ・モフモフに対する執着が。{/netabare}